「動き出せば何かが変わり、想像していた以上のものが手に入ることを若い頃から実感していた」そう熱く語ってくれたのが、株式会社F-style Plan(エフスタイル プラン)の現場監督としてたくましく職人を指揮している沢田文乃代表だ。男性社会である建築界で、女性ならではの目線を活かして業界全体の改革にも意欲を燃やす。建築する家を我が家のように扱う、顧客第一主義の沢田代表と共同代表の八木和徳氏に話をうかがった。
地域に寄り添いリフォーム・新築を手がける

インタビュアー 水野裕子(タレント)
沢田 ありがとうございます。私は堅苦しい雰囲気が苦手なので、ほっこりと安らげるカフェのようなイメージでデザインしました。
水野 収納や家具の使い方も上手かつ遊び心も満載で、壁紙もすごくおしゃれでこだわりを感じます。本当にカフェやレストランのようで、来訪されるお客さんが喜ぶのは間違いないと思いますよ。こちらは、いつ頃建てられたのですか?
八木 2020年に新たに建てました。実はこの場所はちょうど小学生の通学路でして、建築中に児童から何ができるのか聞かれて、何となくパン屋さんと答えてしまったんです。それから事あるごとに「パン屋はいつ?」と聞かれて困っています(笑)。
水野 それは一度謝ったほうがいいかも・・・(笑)。F-style Planさんが地域に寄り添いながら、皆さんからも親しまれている間柄なのが伝わってきました(笑)。