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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

テニスの指導を通じて 魅力ある人材を育成!
Special Oneテニスアカデミー 代表 国田政人

 
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インタビュアー 畑山隆則(元ボクシング世界王者)
畑山 今日はテニススクール、Special One(スペシャルワン)テニスアカデミーの国田代表にお話をうかがいます。まずは国田代表のご経歴から教えてください。
 
国田 高校でテニスをしていた兄に影響され、私も中1からスクールに通って硬式テニスを始めたんです。大学卒業後はプロになり、29歳まで活動しました。日本ランキングは最高でシングルスが120位、ダブルスが63位まで上がったものの、テニスの世界は厳しくて賞金だけでは食べていけず、現役時代からテニススクールのコーチも務めていたんです。やがて、自分の力でスクールを立ち上げようと決意し、2019年に独立を果たしました。
 
畑山 国田代表は2022年現在38歳とお聞きしています。プレーヤーとしてもコーチとしても経験豊富で脂ののりきった国田代表の指導なら、生徒さんの実力もぐんぐん伸びそうですよね。現在はどのような方を教えているのでしょう。
 
国田 テニスを楽しみたい一般の方からプロを目指すジュニアまで、さまざまな生徒さんを指導しています。年齢層も幅広く、幼稚園児からご年配の方までいらっしゃいますよ。ジュニアの指導で私が特に心がけているのは、テニスが強いだけでなく、人間として魅力のある選手を育てること。ファンから興味を持ってもらえる選手の育成を目指しています。
 
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畑山 それが、ホームページにも掲げている「世界を目指せるテニスをする」「独創的で想像力豊かなテニスをする」「人間的に魅力のある選手になる」という方針ですね。
 
国田 はい。失敗を恐れず自ら考えて行動し、自分を律することができるプレーヤーを育成する。そのために私はテニスの技術や運動能力、コンディショニング能力だけでなく、判断力や集中力の向上といった“スポーツ脳”を鍛えることも重視しているんです。知性と個性を育む場所であることが、当スクールのポリシーですね。
 
畑山 ボクシングは相手より強ければ勝てるスポーツなのに対して、試合時間が長く忍耐力が求められるテニスは自分との戦いというイメージがあります。