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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

自然の恵み豊かな茨城の 魅力をお菓子で伝えたい
株式会社きくち 代表取締役 菊池雅人

 
プロフィール 茨城県出身。父親は、ひたちなか市で菓子の製造販売を行う(株)きくちの創業者。自身は、東京の大手菓子製造会社でキャリアを積み、商品開発やマーケティングのノウハウを身に付ける。2004年、父の事業を継承し、代表取締役に就任。茨城の食材を用いた菓子づくりや、積極的なインターネット販売で、全国区の菓子会社へと成長させた。【ホームページ
 
 
 
半世紀を超えてお菓子を世に届けている、株式会社きくち。先代から事業を継ぎ、かつ新風を起こしているのが、菊池雅人代表取締役だ。地元の名産である干し芋や栗、湧き水を使い、和洋菓子の垣根を超えて商品を開発することで、茨城の魅力を全国に発信し続けてきた。その取り組みからは、並々ならぬ地元愛とともに類稀なビジネスセンスが感じられる。業界の革命児となった菊池社長の歩みと、経営哲学についてうかがった。
 
 
 

お菓子を製造・販売するきくちの歩み

 
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インタビュアー 水野裕子(タレント)
水野 お菓子の製造販売を手がける茨城県ひたちなか市の株式会社きくちさんは、半世紀以上の歴史がある老舗だとうかがっています。
 
菊池 はい。先代である父親が神奈川でお菓子職人として修業し、1965年、ひたちなか市で東京ベーカリーというパン店を開きましてね。お菓子も提供するようになり、11店舗に拡大しました。その後、お菓子がメインとなった事業を2004年に私が引き継いだ形です。
 
水野 2代目の菊池社長は、やはりお父様のもとで経験を積まれたのですか?
 
菊池 私の経歴は変則的で、弊社に入る前は、東京の銘菓を製造販売する会社で3年ほど働きました。そこで学んだマーケティングや商品開発のノウハウは、大きな強みですね。きくちの代表就任後は、先代が取り組んでいたように地元の食材や湧き水でお菓子を開発する一方、インターネットも活用するなど、時代の変化に合わせてアップデートしながら事業を展開しています。
 
水野 柔軟なビジネス感覚が、純粋なお菓子職人さんとはまた一味違う、菊池社長の持ち味なのですね。