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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

まだ、まだ、頑張る
おばあちゃんの不動産屋

 
 
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鶴久 なるほど。ただ、教育と不動産業はまったく畑違いのお仕事です。戸惑いやご苦労も多かったと思います。
 
遠藤 当初はもう、毎日、勉強の日々でした。不動産情報の名古屋さんという方が親身になって教えてくれました。また、お客様にパソコンの操作を尋ねたり、同業者の方々に不動産の知識を教えてもらったりと学ぶことが多くありました。こちらが心を開くと、皆さんとても親身になって教えてくださいます。よい方々に恵まれて今があると思っています。
 
鶴久 遠藤社長は教員時代も生徒に心を開き、真摯に向き合われていたのでしょうね。目をつぶると先生時代のお姿が浮かんでくるようです。
 
遠藤 教員も不動産業も大事なのは人だと考えています。生徒にもお客様にもとにかく誠実に、親身になることが私のモットーです。
 
鶴久 不動産業は人と関わる業務ですから、外出が制限されると業務にも滞りが出てきてしまいますよね。コロナ禍の影響は大きかったのではないですか。
 
遠藤 私たちは戦後、物が何もないところ、それこそ“焼け野原”の時代から必死に生き抜いてきました。本当に何もなかったから、皆一生懸命だったんです。その時代を思えば何があっても乗り越えられる、大したことはないなと思えますね。ただその感覚は、若い皆さんにご理解いただくのは難しいかもしれませんね。
 
鶴久 厳しい時代を経験されている方の言葉には、重みがあります。
 
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遠藤 山梨の実家の母から「あなたは物怖じしないでどんどん進んでいける」と言われてきました。物事を知らないからこそどんどん向こうみずに行動できるんだ、という忠告でもあったと思いますね(笑)。不動産業に関しても同じで、知らないところから入ったからこそできる部分もあると思います。EハウスのEは遠藤の頭文字であると同時に、ENJOYのEでもあります。周囲の皆様とのご縁に感謝しながら、お客様が気軽に立ち寄れる場所を提供し続けていきたいですね。
 
鶴久 私には90半ばで亡くなった祖母がいます。祖母も亡くなる直前まで、家業の魚屋でお客さんの前に立ち続けていました。遠藤社長にお会いし、いろいろな苦労を乗り越えて来た祖母を思い出しました。きっと昭島・拝島エリアの皆さんも遠藤社長と話をするだけで、温かい気持ちになるのだろうと思います。これからもご縁を大事にいつまでも現場に立ち続けてくださいね!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
人生いろいろ、毎日どんな人と会えるか楽しみです。多くの人と事に対応していく中で、新しい考えが生まれることもありますからね。
(遠藤れい子)
 

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