
インタビュアー 内山高志(元ボクシング世界王者)
西川 ありがとうございます! フィットネスをするにはちょうど良い広さだと思います。
内山 キックボクシングは有酸素運動なので、健康のために始める人が増えていますよね。ストレス発散目的の方にも人気です。こちらはどのような利用者の方が多いのですか?
西川 最近は女性の方やお子さんが多い印象です。当ジムは、どなたでもお気軽に参加できるように、レディースクラスとキッズクラスを用意しているんですよ。
内山 キッズクラスでは、どんな練習をしているのでしょう?
西川 練習というより遊びに近い感覚です。まずはキックボクシングを楽しんでほしいと考えていますので、例えば、後半の残り5分は思いきり好きに遊んでもらうようにしています。楽し過ぎて、なかなか帰らない子もいるくらいです(笑)。
内山 居心地がいいんだろうな(笑)。アットホームな環境だから、子どもも夢中になって通ってくれそうですね。西川代表ご自身、キックボクシング選手だったとうかがっています。
西川 はい。15歳から始め、プロになったのは高校2年生のときでした。K-1出場経験もあるんですよ。現在は活動休止中ではあるものの、またいつか試合に出ようと考えています。というのも、ジムを開いてから、皆さんに自分の試合を見せたいと思うようになりまして。「またリングに上がってほしい」と言われることも多いんです。

西川 この地域では初のキックボクシングジムなので、コミュニティの場にしたいと考えています。ジムでの人とのつながりを楽しみにして通ってくださる方も多いんですよ。皆様の心と体が元気になれるジムを目指します!
内山 人との関係が広がるジム、いいですね。好きなことを通じて、お互いの距離は近くなるものです。8ball fitnessさんが地域コミュニティの拠点になれば、助け合いの場にもつながっていくでしょう。その環境下で、子どもたちにも成長してほしいと思いました。同じ格闘家として、私も応援しています!
「仕事を楽しむ」とは‥
今はまだ楽しむための準備期間で、プレッシャーのほうが大きいかもしれません(笑)。でも、未来の楽しみのために、自分の子どもやジムの利用者さんにかっこいい姿を見せられるよう努力を続けたいですね。
(西川康平)