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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

デザイン・価格・性能の
すべてを満たした家づくり

 

地域の注文住宅を中心に建築事業を展開

 
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狩野 清水社長のこれまでの歩みがよくわかりました。御社では、年間どのくらいの件数の建築を手がけているのかを知りたいです。
 
清水 注文住宅の施工が、30~40件くらいですね。6~7割は北摂エリアでいただいたご依頼です。
 
狩野 1ヶ月間で3件は施工しているんですね。しかも北摂エリアが多いと。それは地域からの信頼を得ている証拠ですね! 
 
清水 ありがとうございます。弊社ではいただいたご依頼をワンストップで対応しています。部門別に専門チームがあり、資金計画の立案から始めて、設計、施工、アフターサービスまで、各部署のエキスパートが対応しているんですよ。
 
狩野 ワンストップで対応してくれるのは、お客さんの安心感につながりますよね。仲介会社がないのは経済面でもメリットがあるでしょうし、各作業も効率的かつスピーディに行えそうです。
 
清水 おっしゃる通りです。弊社の経営戦略は、お客様と社員、職人さんすべての人の幸せを追求するというものなので、建築の全行程において、抜かりなく万全の体制で取り組める体制を整備しているんですよ。
 
狩野 関わる人すべての幸せを目指すという経営理念も素晴らしいですね! 注文住宅は新築が多いのですか?
 
清水 そうですね。新築が8割くらいで、残りがリノベーションです。ただし、コロナ禍や世界情勢の変動、日本人の意識の変化もあり、今後はフルリノベーションが増加してくると予想しています。
 
狩野 既存の建物に大規模な工事を行うことで、住まいの性能を向上させたり、価値を高めたりするのが、フルリノベーションですよね?
 
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ルームツアーができる動画などを配信
清水 はい。物件をいったんスケルトン状態にしてから建て直す方法です。新築より500~700万円ほどコストカットが可能です。SDGsの普及もあり、若年層を中心に良い物件を低価格で購入したい希望者が増えていますし、この需要はさらに高まると見ています。
 
狩野 経営者として時代を読む力もお見事ですね。まさにおっしゃるような時代に入っているという感覚は、私にもあります。
 
清水 時代の流れを敏感に察知し、会社経営の力に変えるのは重要なことだと思っています。弊社では以前から建築に関するオンライン勉強会の企画を進めていました。その中でコロナ禍を迎え、YouTubeやSNSによるルームツアーなどの情報発信を始めたんです。これは、時代の流れを読んで、逆境をチャンスに変える取り組みになったと実感しています。