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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

デザイン・価格・性能の すべてを満たした家づくり
株式会社ひかり工務店 代表取締役 清水洋人

 
プロフィール 大阪府出身。大学在学中、不動産業に興味を持ち宅建の資格を取得する。卒業後は、方向転換して建築会社に就職。現場監督などの経験を積み、一級建築士の資格も取得し、2003年に(株)ひかり工務店を設立した。大阪府北部の北摂エリアを中心に、新築やフルリノベーションの注文住宅を幅広く手がけ、地域から厚い信頼を獲得している。【ホームページ
 
 
 
若年層は中古物件に偏見がないため、これからは新築ではなくフルリノベーションの時代が来るはず。株式会社ひかり工務店の清水洋人代表取締役は、そのように時代の先を読み解く。業界のトップランナーとしてYouTubeやSNSもいち早く利用し、顧客の獲得につなげてきた清水社長。機能性・デザイン・適正価格のバランスを武器に、顧客・社員・職人と、関わるすべての人の幸せを追求する会社方針で快進撃を続けている。
 
 
 

大学卒業後は建築一筋

 
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インタビュアー 狩野恵輔(野球解説者)
狩野 ひかり工務店さんは、大阪府豊中市を拠点に北部の北摂エリアを中心に建築業を展開しているそうですね。清水社長はこの業界一筋だとか。
 
清水 はい。大学生時代は不動産に興味があり宅建の資格も取得したのですが、建築業を営んでいたおじからの勧めもあり、卒業後にこの業界に足を踏み入れました。
 
狩野 なるほど、建築一筋でやってきて独立されたのですね。最初から起業は考えていたのですか?
 
清水 ええ。もともと独立を視野に入れていたので、建築の全体を学ぶべく小規模の建築会社に就職しました。そこで8年ほど現場監督などの経験を積み、一級建築士の資格を取得して、2003年に32歳でひかり工務店を設立したんです。
 
狩野 すると今年、2022年で約27年もの業界歴をお持ちというわけだ! お若くして独立したのには、どのような理由があったのでしょう。
 
清水 当初は40歳くらいでの独立を計画していたんです。ここでもおじのアドバイスが活きていて、子ども2人を育てることも含めて人生設計を逆算して考えると、すぐに独立して突き進んだほうが良いと考え直したんです。反対すると思っていた妻も背中を押してくれて、とんとん拍子で進み、決意して2ヶ月後には弊社を設立していました。
 
狩野 決めたらすぐに行動に移す実行力がすごいですね!