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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

利用者とスタッフ両方の
思いに応える訪問介護

 

スタッフは介護のプロとして意識を高く保つ

 
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矢部 自分で考えてより良いサービスを提供し、利用者の方の日々を支える。お話を聞いていると、訪問介護の仕事はとてもやりがいがありそうだと思えてきました。スタッフの方もいきいきと働いておられるのでしょうね。
 
小野寺 そうですね。ただ、オンとオフを切り替えて、メリハリを付けることは厳守させています。だからこそ、質の高いサービスを提供できているのではないでしょうか。弊社はスタッフの人数をむやみに増やすのではなく、まず一人ひとりのレベルを上げることが大事だと考えているんです。
 
矢部 例えばオンのときは、介護のプロとして徹底的に気を引き締める感じでしょうか。
 
小野寺 はい、そのために弊社では制服を必ず着用してもらっています。日常で着ている服で利用者の方の家を訪問するのは衛生面でも良くないですし、制服を着ることで介護スタッフであることをあらためて認識でき、家事の代行など保険外のサービスを頼まれてしまう割合も減るんですよ。
 
矢部 家に来てくれたついでに頼みたくなるお気持ちはわかりますが、介護スタッフさんは便利屋さんではないですものね。
 
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小野寺 はい。制服は爽やかなブルー系で、何度も打合せを重ねて完成したデザインです。着ることで、利用者の方だけでなくスタッフにも自分は国家資格を持った介護のプロだと強く自覚してもらえます。
 
矢部 とても素敵な工夫です。よれよれの私服で訪問されるより、清潔な制服を着こなした方に来てもらうほうが印象も良いかもしれませんね。現場にポジティブな緊張感も生まれそうです。
 
小野寺 そういった工夫も、独立して自分がトップの立場になったからこそ実現できました。2021年のオープンからとても忙しい中でもいろんなことを形にでき、本当に良かったと思っています。
 
矢部 私もバーを経営しているので、小野寺さんの前向きさやパワフルさに、同じ経営者として尊敬の念を感じました。S.LINKSさんの介護を通して、利用者の方々、スタッフの方々、誰もが笑顔になっている光景が目に浮かびます。
 
 
 
 

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