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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

利用者とスタッフ両方の 思いに応える訪問介護
リンクスケア/株式会社S.LINKS 管理者 小野寺さおり

 
プロフィール 埼玉県出身。父の後を継いで家業の旅行代理店を営む。その後、家族の介護に携わったことから介護職に興味を持つように。介護関係の仕事に就き、現場での経験を積んだ後、人材育成のスキルも習得。2021年6月に(株)S.LINKSを設立し、同年9月に訪問介護や障害者支援を行う事業所リンクスケアを開業した。現在、管理者兼サービス提供責任者として、自ら現場に立ちながら後進の育成にも励んでいる。【ホームページ
 
 
 
介護職には、肉体的にハードで人材不足という印象がある。しかし、そんな業界に風穴を開けるべく、利用者とスタッフ双方にとって快適な環境やシステムを用意した人物がいる。株式会社S.LINKS(エスリンクス)を運営し、訪問介護・居宅介護の事業所リンクスケアの管理者を務める小野寺さおり氏だ。介護をポジティブに楽しめる仕事として捉え、人材教育にも注力する小野寺氏。人を大切にする姿勢には学ぶところが多い。
 
 
 

介護を掘り下げるために人材育成を学ぶ

 
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インタビュアー 矢部美穂(タレント)
矢部 株式会社S.LINKSを運営し、訪問介護・居宅介護の事業所リンクスケアの管理者を務めておられる小野寺さん。もともと介護の仕事に興味をお持ちだったのですか?
 
小野寺 いいえ、実は看護師に憧れていました。その道に進みたかったのですが、実家が旅行代理店を営んでいたので事業を引き継いだのです。
 
矢部 その旅行代理業から、畑違いの介護職に転職された経緯が気になります。
 
小野寺 きっかけは父が病気になったことでした。人生の最後を自宅で過ごしたいと希望したので、訪問介護の方に来てもらうことにしました。家でスタッフの方たちの仕事を見ているうちに、自分もこの仕事をしたいと思うようになったんです。そして介護の道に進み、実際の現場で10年ほど働くうちに「もっと介護職を極めたい」と考える中で人材教育にも目が向きました。
 
矢部 介護スタッフの育成ですね。人を育てる側になると、学ぶことや身に付くことが増えそう。
 
小野寺 はい、制度面などについても理解が深まりましたね。現場の仕事とスタッフの育成、両方のスキルを磨いて、2021年6月にS.LINKSを立ち上げました。