かんぽ生命から50社の保険を扱う代理店へ

インタビュアー 矢部美穂(タレント)
桐生 もともと私は日本郵政公社に勤務していましてね。簡易保険を販売する営業マンでした。郵政民営化後は株式会社かんぽ生命保険となり、販売する商品も変わりましたが、そのまま定年まで勤務するつもりでいたんです。ただ、尊敬する上司が定年退職してしまい、同じ役職を目指して頑張っていた私は30代でその地位に抜擢されました。すると、目標が消えてしまい、心にぽっかり穴が開いてしまったんです。
矢部 思ったよりも早く目標を達成したために、情熱を失ってしまうというのは、よくあることかもしれませんね。
桐生 そうですね。それで、しばらくすると、部下をマネジメントする管理職の立場よりも、またプレーヤーとして営業に出たいという思いが湧き上がってきたんです。また、お客様に自社の保険をお勧めするだけの仕事に限界も感じるようになっていました。そこで2019年、50社もの商品を扱う保険代理店に転職したんです。そちらでの経験を経て、弊社を立ち上げることになりました。