
インタビュアー 水野裕子(タレント)
杉山 はい。日本のプロバスケットボールリーグである、B.LEAGUEに所属する新潟アルビレックスBBなどのチームでプレーしていました。
水野 お聞きしたところでは、プロ選手のほかにも、なにやら珍しいご経歴をお持ちだとか。その歩みをぜひ教えてください。
杉山 実は高校卒業後、陸上自衛隊の第一空挺団に入隊しまして。そこでパラシュートによる降下訓練などを行っていたんです。それから、バスケのプロ選手になることを目指し、自衛官を退職してプロチームに入団しました。その後、一度バスケから離れてスポーツインストラクターとして働いたのち、消防士の試験に合格してレスキュー隊として活動していたこともあります。そこからバスケへの熱意が再燃し、もう一度プロチームに入団してプレーした後、引退して現在に至ります。
水野 えーっ、すごい! 本当にさまざまなご経験を積んでこられたんですね。でも、どうしてスクールを開こうと思われたんでしょうか?


スクールに通う生徒たちの様子
水野 人生経験も豊富な杉山代表がコーチなら、子どもたちも心豊かに成長できるのではないかと思いますよ。
杉山 ありがとうございます。私自身、バスケットボールのスキル向上はもちろん、それ以上に子どもたちの人間的な成長を促していけたらと考えています。そこで、バスケの練習だけでなく、元自衛官の経歴を活かして子どもたちを自衛隊基地の見学に連れて行ったり、さまざまな職業体験をさせたりといった活動も行っています。