大手リラクゼーションサロンから独立

インタビュアー 濱中治(野球解説者)
吉田 私は広島県の出身で、もともとイベント会社に勤務していたんです。4年間経験を積んだ後に、京都で雑貨店の経営を始めまして。10年が経過したところでさらに10年後を見据えたときに、このままでは厳しいと感じ、何か新しい道を探そうと考えました。
濱中 勇気あるご決断の結果がリラクゼーションだったのでしょうか。
吉田 そうですね。私はキックボクシングを続けていたので、リラクゼーションサロンがいつも身近なところにありました。そこで、思い切ってこの世界に転身し、兵庫県尼崎市内の大手リラクゼーションサロンに勤務したんです。そうして経験を積み、今年2022年4月に独立を果たしました。
濱中 それはおめでとうございます。まさに船出したばかりというわけですね! では、あらためて手もみ吉さんの概要を詳しくお聞かせください。
吉田 当店は塚口駅・稲野駅からともに徒歩10分ほどです。営業時間は10時から20時までで、定休日は毎月第3月曜日。スタッフは5名で、みんなで施術技術や集客方法を試行錯誤しながら、お客様に愛される店づくりに取り組んでいます。
濱中 まだ開業から間もないのに、スタッフさんが5名もいらっしゃることに驚きました。万全の体制で挑戦を始めた手応えはいかがでしょう。
吉田 順調だと感じています。このあたりはリラクゼーションサロンが多く競争も激しいので、斬新な切り口がないとお客様をつかむことができません。でも、当店のコンセプトが地元の方々に支持されて、リピーターのお客様がどんどん増えているのだと思います。
濱中 それは素晴らしい! 手もみ吉さんならではの特徴が気になります。
吉田 リラクゼーションサロンというと、肩と腰などのお客様がお辛い箇所を揉んで、「気持ち良かった」などの感想で終わることが多いですよね。しかし、当店の施術は気持ち良さはもちろんのこと、凝りの原因にもアプローチし、楽に過ごせる状態を維持していただくことを目的にしているんです。