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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

顧客を元気にする! 家族経営のマッサージ店
鍼・あんま“元気っ子” オーナー 倉伸也

 
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インタビュアー 今岡真訪(野球解説者)
今岡 今日は大阪府豊中市の、鍼・あんま“元気っ子”さんにお邪魔しています! 熟練の治療家である倉院長は、どのようなご経歴の方なのでしょう。
 
 もともと私の母親があん摩マッサージ指圧師として働いておりまして。そんな親の姿を見て育った私も、人と接したり話したりするのが好きだったこともあり、同じ道へ入ることにしたんです。国家資格であるはり師、きゅう師とあん摩マッサージ指圧師を取って大手マッサージ店で8年間修業し、2018年に独立しました。今は両親と私の3人で当店を運営しています。
 
今岡 家族経営とはアットホームですね。印象的な屋号の由来も気になります。
 
 私の取り柄は人を元気にできること。だから、中学生のときに発行していた学級新聞のタイトルをそのまま使って「元気っ子」という屋号にしました(笑)。
 
今岡 とても優しい倉院長の笑顔を見ると、それだけで元気になれそうですよ。しかも、部分的な施術から全身もみほぐしまで、さまざまなコースがあるのも嬉しいです。
 
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 ありがとうございます。ただ、コースはあくまでも目安なんですよ。私の施術は、お客様の体調や筋肉の張り具合に応じて「今日はこのメニューがお勧めです」と臨機応変にご提案することも多く、力の入れ方などもその都度で調整しています。また、お客様とのコミュニケーションを重視するのが倉流でして。施術中も「今日はお疲れのようだから会話は控えめにしよう」「たくさん話してストレス解消になれば」などと、お客様のペースに合わせています。
 
今岡 野球選手にとってマッサージは試合前のルーティンで、私もマッサージしてもらうのが当たり前の毎日を送ってきました。阪神タイガースに所属していた時代は金本知憲さんからマッサージが始まるので、なかなか自分の順番がこなくて困っている選手もたくさんいましたね(笑)。