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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

食品工場の建設・改修を
専門知識でマネジメント

 

食品工場の設計・施工まで受注し事業を拡大

 
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デザイナーの野々村佳歩氏(左)
野々村(和) このままでは自分が自分でなくなってしまうと考え、お誘いのあったコンサルティングファームに転職し、コンサルティングを手掛けることになりました。コンサルタントの役目はお取引先のエンジニアを指導し、モチベーションを上げることです。自ら問題の解決に当たるのが好きなソリューション型人間の私の肌には合わないと気付き、中央設備エンジニアリング株式会社、現在の中設エンジ株式会社に転職し、食品工場に空調や衛生・生産の設備を納入する仕事に戻りました。
 
名高 いよいよ、現在のK2D&M株式会社さんに通じるお仕事との本格的な出合いですね。
 
野々村(和) 仰る通りです。しかし、ただ空調や衛生の設備を納入するだけでは建設業者の下請けになるだけで利益も上がりません。そこで私は建築も生産設備も設計から施工まで一貫して行うべきだと主張し、実際に受注を拡大しました。その結果、中央設備エンジニアリングはゼネコン化し、収益も向上しました。私も当時最年少で執行役員に就任しました。そして24年が経過し、様々な状況を考慮して60歳で退職し、自由の身になることを選択したんです。
 
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名高 野々村社長のご決断の背景には何があったのでしょう。とても気になります。
 
野々村(和) 一つは執行役員の任期が切れる62歳まで在職していると、エンジニアとして前線で活動できなくなるのではないかと感じたことです。もう一つは、それまでお世話になった方々が次々と引退していくばかりか、相次いで訃報に接する機会が増えたことです。自分に残された時間はそう長くはない、そう受け止めた私はこれまでの経験を生かして独立しようと決意し、昨年2021年4月に個人事務所を立ち上げ、6月には弊社を創業しました。
 
名高 力の続く限りエンジニアとして食品業界に貢献する。野々村社長のどこまでも前に進もうとする情熱は本当に素晴らしいですね。ただ、食品工場の建設・改修マネジメントという業務は非常に専門的です。あらためて私にもわかるように教えていただけますか。