プロフィール 大阪府出身。学業修了後、大手不動産会社に就職して売買・仲介業の経験を積む。その後、中堅不動産会社で建売住宅の営業職に転身。さらに、別の不動産会社にも勤め、合わせて6年間、ノウハウを培う。その中で、自己変革を図るため、あらゆることに責任ある立場に身を置くことを決意。独立して(株)縁を立ち上げた。【ホームページ】
緑あふれるオフィスで、縁を大切にしながら不動産業で人々の暮らしを支える。このポリシーを掲げて事業に邁進するのが株式会社縁の松本栄二代表取締役だ。25歳で独立した若き俊英が心がけるのは、顧客との密なコミュニケーション。住まいに関する要望を会話の中から丁寧に汲み取って入居後の生活に反映させていく。不動産の売買・賃貸・リフォームまで安心して相談できる、松本社長が運営する事業の魅力に迫ってみた。
すべての責任を自分で負うため25歳で起業

インタビュアー 石黒彩 (タレント)
松本 私は東大阪市出身の八尾市育ちで、もともとは消防士を目指して高校卒業後は専門学校に進学したんです。しかし、残念ながらこの夢を叶えることはできませんでした。消防士の次にあこがれたのが、きらびやかに見えた不動産業の世界だったんです。そこで、大手不動産会社に就職して売買の仲介事業を経験しました。その後、大阪市内の中堅不動産会社で建売住宅の営業職に転身しまして。さらに、別の不動産会社にも勤め、合わせて6年間、業界の中で研鑽を積んできました。
石黒 松本社長は、その若さに似合わず業界内で多くの経験を積んでこられたんですね。意を決し、独立をしたきっかけはなんだったのでしょう。
松本 社会に出るといろいろなことがありますよね。私の場合は仕事がうまくいかなかったり、自分にできなかったりすることがあると、すぐ他人のせいにしてしまう癖があり、そういう自分が以前から嫌いだったんです。そんな自分を変えるには、周囲から「まだ若い」とか「経験が浅い」と言われてもいいから、自分がすべての責任を負う立場で仕事と向き合うべきだと思ったんですよ。それで、2021年10月に弊社を創業し、今年1月から営業を開始したんです。