八木　つまり、そこまで細かく工事説明していらっしゃるということですよね。お客さんの安心感が違うと思います。
 
田川　ありがとうございます。今の不景気なこの時代において、お金がないけど雨漏りしているし、家はボロボロだしどうしたら良いのか･･･と悩むお客様に対し私たちができるのはお客様の思い出が詰まった大切なお家を守る、そのために親身になって、同じ立場になって考えていくこと。そんな気持ちを持てる職人になってもらってこそ、最高のパフォーマンスができる真のプロ集団であると言えると思っています。そして弊社では、私を含め職人がお客様と直接やり取りをさせていただいているんですよ。お客様はどんな人が作業をするのか知ることができますし、職人にとってもお客様とコミュニケーションを取り、お客様が困っているところをどうやって埋めてあげられるのかを考えながら施工できます。そうすることにより施工後に「お客さんのために真心を込めてやり遂げられた」という達成感をより味わえるのではないかと思っています。
 
八木　それが職人さんたちのやりがいにつながっていくのでしょうね。
 
田川　時には、施工完了日に涙を流して喜んでくださる方もいます。打ち合わせから施工まで共に駆け抜けたお客様からいただく「ありがとうございました」という言葉は、職人にとって格別なもの。それがまた「次も頑張ろう」という、成長につながるのではないでしょうか。
 
八木　それでは、今後の展開についてお聞きします。