
インタビュアー 矢部美穂(タレント)
荒木 私は神奈川県の出身で、大学を卒業後、大手住宅メーカーに就職しまして。関連会社への出向を機に神栖へやってきたのは、今から40年以上も前になります。弊社を立ち上げたのは1989年で、2015年に社名を宙エンタープライズに変更し、現在は私の娘が代表取締役を務めているんですよ。神栖はいわゆる“町の不動産屋さん”が多いので差異化を図るために、弊社ではビジネスホテルに加え工場、倉庫、店舗などといった事業用不動産の開発に力を入れています。飲食業の一環として、「えびす食堂」を開業したのは、2019年のことです。
矢部 不動産業に力を入れてきた御社が、なぜ飲食業を始めたのでしょう?
荒木 私自身、料理をつくるのが大好きなんですよ(笑)。夜の営業分の仕込みは私が担当し、自ら厨房に立って腕を振るっています! 食材にももちろんこだわっていて、山形県米沢市から直送されるお米やたまごなどをふんだんに使っていますよ。カツ丼をはじめ親子丼や人気のからあげ定食など豊富にメニューをご用意しているので、ぜひご賞味いただきたいですね。
矢部 不動産業を手がける傍ら食堂でも調理に携わっているとは、荒木会長は非常にパワフルですね!
荒木 お客様と触れ合う毎日が楽しいからできることだと思っています。私のつくった料理をおいしそうに召し上がるお客様のお顔を見ると、「食堂を開いて本当に良かった」と心から感じます。ますます頑張ろうという気持ちになれますね。
矢部 そんな荒木会長が大事にしているポリシーが気になります。

矢部 それでは最後に、今後の抱負をお聞かせください。
荒木 短期的な目標としては、えびす食堂から600mほどの位置にドッグランを来年2023年にも開業し、飲食業との相乗効果を図れたらと考えています。また、これは目標というより“夢”の段階ではあるものの、いつかは鶏料理専門店を立ち上げたいですね。実現に向け、前向きに突き進んでいきます!
「仕事を楽しむ」とは‥
やはり仕事は人との縁が大事ですから、出会いが仕事を楽しくさせてくれると思います。
(荒木光男)