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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

歴史ある伝統の翠雲彫に
新風をもたらす3代目

 
 
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井尻 ありがとうございます。看板を見た方からの評判も上々で、表札のご依頼も増えています。私たちの手がける上丹生彫刻は伝統工芸です。とはいえ、そこに固執していては裾野が広がりませんし、伝統にこだわるだけでなく、ジャンルの垣根を越えて時代のニーズに応じた新しい作品もどんどん制作していきたいですね。以前には、有名なアニメ制作会社さんから彫刻制作を受注したこともあるんですよ。
 
八木 学生時代に一度は別の世界を考えた井尻代表だからこそ、伝統に新しい息吹を入れられるのかもしれませんね。翠雲彫のこれからについては、どのようにお考えですか。
 
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井尻 ものづくりの素晴らしさは、知ってもらわなければ意味がありません。そこで、私と同じような考えを持つ職人仲間と共に「上丹生ウッドペッカー」というチームを立ち上げました。現在、子どもなど若い世代に彫刻の楽しさを伝えるため、彫刻体験のイベントを実施しています。他にもSNSの活用や海外へのアピールなど、彫刻の魅力を多くの人に伝える活動にも注力していくつもりです。
 
八木 井尻代表がおっしゃるように、私も日本人の伝統工芸はもっと大事にされるべきだと思います。しかし伝統にこだわるあまり、ものづくり自体が廃れてしまうのは残念です。伝統と革新を両立させるのはなかなか難しいものの、井尻代表のように常に前向きにチャレンジする職人が多くなれば、伝統工芸の魅力を知る人ももっと増えるでしょう。これからも国内外へ翠雲彫を伝えるべく、新たな作品を生み出し続けてください!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
新しいものづくりにチャレンジしてるときは、自分自身、どんなものができあがるのかワクワクしますね。
(井尻一茂)
 

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井尻彫刻所

〒521-0034 滋賀県米原市下丹生602-1

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