B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

車好きな人に寄り添う 紳士的な中古車販売店
GENTILEZZA Anju Garage 代表 安藤寿彦

 
glay-s1top.jpg
インタビュアー タージン(タレント)
タージン 本日は滋賀県湖南市で中古車販売業を営む、GENTILEZZA Anju Garage(ジェンティレッツァ・アンジュ・ガレージ)の安藤代表にお話をうかがいます。もともと自動車業界でお仕事なさっていたんですか?
 
安藤 いえ、以前は大手製薬会社で営業を担当していまして。病院や開業医のドクターに新しい医薬品情報を提供したり、副作用情報を収集したりする、いわゆるMR、Medical Representatives(医療情報担当者)と呼ばれる職種ですね。
 
タージン ほう、現在とはまったく異なる業界だったわけですね。なぜ自動車の販売をしようと思われたのでしょうか。その経緯もぜひ教えてください。
 
安藤 私はもともと、小さな頃から車が大好きで、就職してすぐにポルシェを購入しました。その後もマセラティやフェラーリなど数十台乗り換え、友人がディーノ246GTを購入したのをきっかけに、クラシックカーの世界に飛び込みまして。会社員として働いていたからこそできたことですね。最後は1959年型のランチアにまで行き着きました。そして、いつしか趣味を仕事にしたいという思いが次第に強くなり、前職の会社が早期退職者を募っていたのをきっかけに独立し、当店を開業しました。
 
タージン とにかく車が大好きという思いが、このお仕事に結びついたわけですか。ちなみに、会社員時代に乗っておられた一番印象深い愛車はどんな車だったんですか?
 
安藤 イタリアの世界的な自動車メーカーであるフェラーリが1968年から製造・販売を開始したディーノ246GTSという自動車です。これは、フェラーリ創業者のエンツォ・フェラーリの息子であるアルフレードの愛称、「アルフレディーノ」をもとに名付けられたんですよ。ほかにもこれまでPORSCHE、Ferrari、Maserati等さまざまな車種に乗ってきましたね。
 
glay-s1top.jpg
タージン いやあ、自動車に対するこだわりが感じられますね。こちらのガレージに並んでいる車も、どれもおしゃれな車種ばかりです。
 
安藤 ありがとうございます。当店では、欧州車をメインに国産車も取り扱っています。とはいえ、なんでも販売するというわけではなく、基本的には私自身が乗ってみたいと思う車や手軽にお求めいただける価格帯の欧州車も販売しています。また、車の買い取りや販売のほかに、会社員時代からお世話になっている修理工場さんと提携して車検や鈑金修理なども承っております。