
インタビュアー 矢部美穂(タレント)
大平 ありがとうございます。弊社は一般住宅の新築施工はもちろん、部分的なリフォーム、外壁・内装のほか、水回りのご相談にも乗ります。私は長年、大工仕事をしてきましたので、建築に関することは幅広くお引き受けできますよ。
矢部 頼もしいです! 大平社長が大工になろうと思ったのはいつ頃だったんですか。
大平 あれは1987年くらい、私が15歳の時でしたね。もともと父親が職人でして、その仕事を見て自分も職人になろうと思ったんです。それで、大工の棟梁の家に10年ほど住み込みで働きながら技術を習得しました。その後独立し、2010年に会社を法人化したんです。
矢部 30年以上のキャリアをお持ちなんですね! でも、独立直後は仕事を取るのが大変でしたでしょう?
大平 修業時代に目をかけていただいていたハウスメーカーの社長が、独立後も力になってくださったので、助かりました。おかげで、やりがいのある仕事を続けられましたし、現在も大手住宅メーカーさんや建築会社さんから声をかけていただけることに感謝しています。
矢部 若い頃から頑張ってこられた努力があったからこそ、支えてくれる方もたくさんいたのだと思います。法人化までには苦労もあったでしょう。そんな大平社長は、社員の方々とどのように接しているんですか。
大平 意見をよく聞くようにしています。そのせいか、辞める者はほとんどいませんよ。
矢部 さすがです。職人さんの自尊心を傷つけないよう配慮しつつ指導されるからこそ、人がついて来るし、仕事も回っていくのですね。ただ建築業界も、新型コロナによる影響を受けているのではないですか?

矢部 建築に関する知識や技術をトータルに持つ大平社長にお仕事を依頼すれば、安心だと思いました。恩義のある方に感謝の心を持ち続け、周りの方々を大事にされている面も素晴らしいです。難局を乗り越えて、技術を次世代に継承していってください。
「仕事を楽しむ」とは‥
自分から率先して、みんな楽しく仕事ができるように働きかけています。そういう雰囲気で仕事をするのが好きですね。
(大平和光)