料理人から焼肉店ロースター販売へ方向転換

インタビュアー 矢部美穂(タレント)
吉葉 私は高校卒業後、板前になることを志して新宿の天ぷら店に就職しました。しかし、売り上げのための回転率向上や、仕入れのこだわりのなさに疑問を持ち、退社に至ったんです。
矢部 飲食店はビジネス面が強くなると、おもてなしの気持ちが崩れてしまう難しさもありますよね。退社後はどうなさったんですか?
吉葉 職を転々として工場などで働いていたものの、やっぱり自分の進みたい道は飲食関係だとあらためて思い直したんです。妻との結婚を控えていて、安定した職を求めていた時期でもあったので、焼き肉店用ロースター販売の営業から設置工事までトータルに扱う設備会社に勤務し始めました。
矢部 ロースターって焼肉を焼くための調理器具ですよね! 同じ飲食関係ながらも、大きな方向転換をなさったんですね。