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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

パンづくりで働く喜びを 就労サポートの事業所
一般社団法人BLOOM more 代表理事 谷和能理子

 
プロフィール 大阪府出身。美容関係の仕事に憧れて上京。エステやヘアメイクなどの技術を身に付け、通販番組、プロモーションビデオの制作など多岐にわたる仕事をこなしていたものの、父の死をきっかけに帰郷。大阪で新たに、福祉施設の就労支援事業所、(一社)BLOOM moreを立ち上げた。現在、パンを中心とした食品関係と、美容の2本の柱で利用者が活躍できる場所を提供している。【ホームページ
 
 
 
障がいなどの影響で一般就労が難しい方が、時間をかけてその方に合った技術を身に付けることで、社会で活躍できる人材になる可能性が高まる。大阪で就労継続支援B型事業を営む一般社団法人BLOOM more(ブルームモア)は、主にパンや焼き菓子の製造・販売を通して自立を促している。また、今後はさらに美容の分野にも本格進出するという。意欲的に取り組む代表理事の谷和能理子氏に話を聞いた。
 
 
 

父の遺志を継ぎ、福祉業界で独立

 
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インタビュアー タージン(タレント)
タージン 一般社団法人BLOOM moreの谷和代表は、知的障害や発達障害の方を対象とする就労継続支援B型事業を行っておられるそうですね。はじめに、これまでの歩みから教えてください。
 
谷和 もともと美容関係の仕事に携わり、大阪・神戸・東京でエステ・ヘアメイクを中心に活動してきました。美容業界で10年以上経験を積んだ後、父の他界をきっかけに地元の大阪に戻りまして。生前父は学校教員を経て福祉関係の施設を運営していたので、私も福祉に携わろうという思いが強くなり、独立を考えたのです。
 
タージン なるほど、それで就労継続支援B型の事業所を立ち上げたのですね。
 
谷和 そうです。2015年の独立当初は何もわからないまま勢いで始め、事業の柱となるパンづくりに関しても未知の領域で一から勉強しました。トライ&エラーの繰り返しだったものの、周りの方にも助けていただいたおかげで今に至ります。
 
タージン 自己研鑽と周囲の支えがあって現在があると。BLOOM moreという事業所名の由来も気になります。花が咲くようなイメージが浮かびますよ。
 
谷和 利用されている方々には、絵がうまかったり料理が得意だったり、いろんな特技や個性があります。私には特に忘れられない思い出があって、それが一番のきっかけなんです。色塗りの時間に動物の画を、個性的な色使いでカラフルに表現されている姿を見て、その才能に感動しました。そこから、“才能開花”という意味で「ブルーム」、そして今持っている才能をこの施設で“よりもっと開花”してほしいという意味を込めて「モア」とつけたんです。利用者の方が自らの才能に気付いてもっと“開花”してほしい。そして自立に向け、また一般就労施設にステップアップしてほしい、そんな願いを込めました。
 
 
 
 

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