B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

女性や若者の活躍で
警備業界を変革する!

 

夢なき者に成功なし!

 
glay-s1top.jpg
鳥谷 夢といえば、私はずっと「40歳までショートを守る」と決めていたんですよ。私がプロ野球界に入った当初は、40歳でショートを守っている選手はいませんでしたからね。40歳までショートを守るには試合に出続け、成績を残し続けなければならない。それなら、今、何をすべきか。そういうふうに最終目標を決めてから逆算して、目の前のすべきことを実行してきたんです。その甲斐あって、当初打ち立てたこの目標を叶えることができたと思っています。一也さんも夢に向かって1日1日、着実に前進されているのですね。
 
淺田(尚) ちなみに鳥谷さんは、一也のように夢を追う若者をまとめる組織のトップは、どうあるべきだとお考えですか? 鳥谷さんも球界のベテランとして、若い世代の選手を引っ張ってこられましたよね。
 
鳥谷 上の立場にいる人って、自身の成功体験を部下に落とし込もうとしがちだと思うんですよ。ただ、その方法が誰にでも合うわけではありません。大切なのはその部下に適した仕事の進めかたを共に考え、導いていくことではないでしょうか。そういう人が上にいてくれると、部下もついていきやすくなると思いますよ。ちなみに私は後輩と接するとき、私自身の思いをしっかりと伝える代わりに自分も後輩の言葉から何か学びを得られるよう、心がけていましたね。
 
glay-s1top.jpg
淺田(尚) 確かに部下の一言から気付きを得られることが多々あります。鳥谷さんのお話をうかがって、あらためて経営者としてあるべき姿を考えさせられました。
 
鳥谷 それでは最後に、これからのビジョンをお聞かせください。
 
淺田(尚) ずばり、女性だけで運営する警備会社をつくることでしょうか。私は「夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、計画なき者に実行なし、実行なき者に成功なし。故に、夢なき者に成功なし」という吉田松陰の言葉が好きなんです。この言葉のように、たとえ困難でも、夢を持ったら周囲から何と言われようとその夢を口に出すことが大事だと思っています。あとはその実現を信じ、一歩ずつ前に進んでいくだけですからね!
 
鳥谷 本日はお話をうかがって、淺田社長の周囲にどう見られようと自分が決めた夢に向かって進んでいく姿勢や考え方が、私と似ている部分が多いと感じました。これからも淺田社長と一也さん、お二人の夢が叶うようぜひ頑張ってください!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
働くうえで、ただ「しんどい」ではもったいないです。モチベーションを高く持ち、生きていく以上“いかに1分1秒を楽しめるか”を考える力を養うこと。これは働く方一人ひとりに必要ではないかと思います。
(淺田尚子)
 
 :: 会社概要 :: 
  ■ 社名 株式会社BOUBI
■ 本社 〒543-0001 大阪府大阪市天王寺区上本町1-1-17
■ 事業内容 交通誘導警備/イベント警備
■ 設立 平成30年9月
■ 従業員数 30名
■ 主な取引先 株式会社SKシステム
■ ホームページ http://boubi2.jp