お母さんたちの太陽のような笑顔のために

インタビュアー 畑山隆則(元ボクシング世界王者)
八田 もともと福祉の仕事に興味があり、大学の通信課程で保育士や幼稚園教諭などの資格を取りました。それからは保育士として働いたり育児に専念したりの期間が長く、ベビーマッサージを始めるまではすごく遠回りしましたね。
畑山 ベビーマッサージのことを知るきっかけが何だったのか、気になりますね。
八田 日本のお母さんたちの間では、ある著名な方の紹介で一時期ブームになったことがあり、私もそれでベビーマッサージを知りました。ちょうど仕事を離れていた時だったものの、保育士の一人として「私も学んでみたいな」と思ったんです。
畑山 職業意識が働いたというか、赤ちゃんへの関心が深いのですね。
八田 しばらく経って勉強を始め、ロイヤルセラピスト協会、通称RTAのセラピスト資格を取ったのは2014年秋です。それから自宅で教室を開こうと決意し、屋号をサンシャインスマイルと名付けました。まだ保育士を目指していた頃、お世話になった方から聞いた「お母さんは太陽です」という言葉をずっと大切にしていて、お母さんがいつも太陽のような笑顔で赤ちゃんと向き合えるようにと願いを込めたんです。