B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

ベビーマッサージを通じ 悩めるお母さんを笑顔に
サンシャインスマイル セラピスト 八田晴美

 
プロフィール 滋賀県出身。保育士や幼稚園教諭の資格を取得し、保育の現場で働く中でベビーマッサージと出会う。先輩セラピストのもとで約1年学んだ後、認定機関のセラピスト資格を取得。2014年、地元である大津市でベビーマッサージ教室「サンシャインスマイル」を開き、妊娠中から出産して間もない母親までを主な対象に、マッサージの指導を行っている。【ホームページ
 
 
 
ベビーマッサージ教室「サンシャインスマイル」のセラピスト・八田晴美氏は、赤ちゃんの健やかな成長と、それを見守る母親が笑顔でいられることを願い、自身も常に明るく受講者たちと接してきた。ベビーマッサージを学ぶことで、赤ちゃんに触れることの大切さを理解し、体の発達を促す安全な触れ方が習得できると語る八田氏に、子育て経験者でもある元プロボクシング世界チャンピオン・畑山隆則氏がインタビューした。
 
 
 

お母さんたちの太陽のような笑顔のために

 
glay-s1top.jpg
インタビュアー 畑山隆則(元ボクシング世界王者)
畑山 滋賀県大津市のベビーマッサージ教室「サンシャインスマイル」さん。どんなマッサージを学べるのか、興味津々です。それをお聞きする前に、まずはセラピストである八田さんの歩みをうかがいましょう。これまでも、ずっと育児関連のお仕事をなさってきたのしょうか。
 
八田 もともと福祉の仕事に興味があり、大学の通信課程で保育士や幼稚園教諭などの資格を取りました。それからは保育士として働いたり育児に専念したりの期間が長く、ベビーマッサージを始めるまではすごく遠回りしましたね。
 
畑山 ベビーマッサージのことを知るきっかけが何だったのか、気になりますね。
 
八田 日本のお母さんたちの間では、ある著名な方の紹介で一時期ブームになったことがあり、私もそれでベビーマッサージを知りました。ちょうど仕事を離れていた時だったものの、保育士の一人として「私も学んでみたいな」と思ったんです。
 
畑山 職業意識が働いたというか、赤ちゃんへの関心が深いのですね。
 
八田 しばらく経って勉強を始め、ロイヤルセラピスト協会、通称RTAのセラピスト資格を取ったのは2014年秋です。それから自宅で教室を開こうと決意し、屋号をサンシャインスマイルと名付けました。まだ保育士を目指していた頃、お世話になった方から聞いた「お母さんは太陽です」という言葉をずっと大切にしていて、お母さんがいつも太陽のような笑顔で赤ちゃんと向き合えるようにと願いを込めたんです。