B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

住宅ローンの仲介で 顧客の夢を実現に導く
岡村事務所 代表 岡村章弘

 
glay-s1top.jpg
インタビュアー タージン(タレント)
タージン 滋賀県大津市の岡村事務所さんにお邪魔しています。事業内容は住宅ローンの仲介だそうですね。どのような業務なのか詳しく教えていただけますか。
 
岡村 住まいを購入するときは、金融機関に住宅ローンを申し込みますよね。ただ、必ず審査を通るとは限りません。しかも、断られた理由は明らかにしてもらえないんです。ローンの審査基準は微妙なサジ加減で定められているため、実際にさまざまな銀行で何件もローンを通してきた経験がないと難しいところがあります。一般の不動産業者様の場合、取り引きを行う銀行は決まっていますよね。ですからその銀行の基準しか知らず、別の銀行でローンを申請したときに切り捨てられる傾向が高いと感じています。当事業所は、不動産に関するあらゆる資金のお悩みを解決に導く駆け込み寺なんですよ。
 
タージン そのようなお仕事があったとは初耳です。岡村代表のご経歴が気になりますね。
 
岡村 私は大学を卒業し京都の信用金庫に就職しました。信金にはさまざまな業務があり、私が最も好きになったのが住宅ローンの営業でして。無事に審査が通って融資を受け、念願のマイホームを手に入れたお客様の笑顔に大きなやりがいを感じたんです。やがて、信販会社の住宅ローン審査部門にスカウトされ転職し、1997年に当事務所を立ち上げました。
 
タージン 岡村代表にとって、住宅ローンのお仕事はまさに天職だったわけですね。でも、アプローチの仕方を変えれば金融機関の審査に通るものなのでしょうか。
 
glay-s1top.jpg
岡村 もちろん100%ではありません。クレジットカードの支払いを遅らせたことがある、自己破産の経験がある、転職したばかりなど、いろいろな事情で断られることはあります。だからこそ私はお客様の生活状況をしっかりと把握するようにしているんです。「これで審査に通らないのはおかしい」と感じた案件には全力でぶつかりますし、どう考えても難しい場合はお客様を説得し、信用情報がきれいになるまで我慢していただくなど最善の方法を模索します。もちろんお客様の収入状況から判断し、住宅ローンを無理に組まないほうが良い場合はおすすめしません。