
インタビュアー 濱中治(野球解説者)
山嵜 私は格闘技道場の館長だった叔父の影響で、子どもの頃から空手を続け、15歳になって本格的に格闘技に取り組みました。やがてプロになりさまざまな大会で結果を出したものの、ケガで数年後に引退したんです。それで自営業の両親が働く姿を見てきたことから「自分も会社を立ち上げよう」と決意しまして。選手時代のスポンサーだった工務店の社長さんに相談すると「うちで勉強しないか」と声をかけてくださったんです。
濱中 それがリフォーム業を一から学ぶきっかけだったわけですね。
山嵜 はい。社長の下で営業として働く中で成果を上げていき、1年後には「もう独立できる」と太鼓判を押していただくことができました。同じ会社で修業した幼なじみと共に弊社を立ち上げたのは、2019年の21歳のときです。
濱中 若さと行動力にあふれる山嵜社長の勢いを感じますね。
山嵜 おかげさまで、現在は遺品整理・不用品回収のRKトラスト、住宅リフォームのRKホーム、そして、屋根工事の専門店と次々に事業を拡大しています。今年2月には格闘技ジムSpartans -fight&fitness-(スパルタンズ ファイトアンドフィットネス)もオープンしたんですよ。
濱中 いったい何が山嵜社長をそこまで突き動かすのでしょうか。
山嵜 私が誰よりも努力する人間になれたのは、練習で自分を追い込むことを教えてくれた格闘技のおかげです。試合から経営へと上がるリングが変わっても、ここ一番で頑張れるのは全力で格闘技に取り組んできたからです。そこで私が考えているのは、コロナ禍で厳しい人生を強いられている方に、輝ける場を提供したいということなんですよ。

山嵜 おっしゃるとおりです。今の私があるのは格闘技を応援し、起業後の苦しかったときも支えてくださったみなさんのおかげなんですよ。だからこそ、私は人との出会いを大切にして、ますます力をつけ、社会に恩返しをするためにどこまでも頑張るつもりです!
濱中 人と人とのつながりを大事にする山嵜社長なら、どんな荒波が押し寄せても必ず乗り切れますよ。覚悟を決めて人生を歩むこれからのご活躍を私も楽しみにしています!
「仕事を楽しむ」とは‥
何か目標を立ててそれを達成するために頑張ることが、楽しむコツなのかなと思っています。
(山嵜凜汰朗)