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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

写真を記憶の財産にする 舞台芸術の写真撮影会社
有限会社 テス・大阪 代表取締役社長 岡村昌夫

 
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インタビュアー 今岡真訪(野球解説者)
今岡 有限会社 テス・大阪の岡村社長にお話をうかがいます。こちらでは舞台芸術を専門とした写真撮影を行っていて、岡村社長ご自身もカメラマンでいらっしゃるそうですね。せひとも業界歴を教えてください。
 
岡村 ええ、キャリアとしてはもう50年ほどになりますね。私はもともと、東京都にあるスタッフ・テス株式会社でカメラマンとして勤務していました。それから10年ほど経ったある時、当時の社長に新たに立ち上げた大阪支社の運営を任されることになり、大阪府に移り住んだんです。そして、さらに10年経ったのち、それまでの実績を評価していただいたことで暖簾分けという形で独立し、スタッフ・テスのグループ企業として1990年に弊社を設立しました。
 
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舞台芸術を“記憶の財産”として残し続ける
今岡 この道50年の大ベテランでいらしたんですね。東京時代から舞台芸術の写真撮影を主としていたんですか?
 
岡村 そうなんです。私のカメラマンとしての師匠でもある創業者が、知人の紹介などの縁があって演劇や吹奏楽の演奏会といった舞台の写真撮影を始めたと聞いています。その後、創業者がバレエダンサーとの交流でヨーロッパツアーに同行したことをきっかけに、バレエの公演やコンクールの撮影も担当することになりました。現在も東京のスタッフ・テスと共に、バレエに関連した撮影を中心にダンスの発表会や音楽の演奏会といった舞台写真の撮影事業を行っており、弊社では愛知県名古屋市以西の西日本エリアを担当しています。そして、これまで数多くのバレエコンクールや演奏会の写真撮影に携わってきました。