世界でも指折りの経済成長を続けている国、フィリピン。当時はまだ珍しかったフィリピン不動産投資を実践し、独自のコネクションを持つ株式会社ELITE(エリート)の河原一聖代表取締役は、学生時代から経営者になるという夢を抱き、10代でビジネスに着手。現在は日本国内の土地開発なども手がけている。数々の失敗を経験しながらも諦めずに事業を成功させた河原社長。信条としている「孤独を愛する」の真意に、畑山隆則氏が迫った。
フィリピンの不動産投資が熱い!

インタビュアー 畑山隆則(元ボクシング世界王者)
河原 フィリピンでは現在、十大財閥と呼ばれる大手財閥が市場で絶大な力を誇っており、彼らの右に出るものはいないくらいです。フィリピンはデベロッパーの見極めが困難だと言われているものの、私はその大手財閥系デベロッパーと独自のネットワークを構築しているため、投資においてマイナスにならない、安心できる情報を入手することができているんですよ。日本では、私だからこそ扱える物件を豊富にご紹介できているのではないかという自負があります。ちなみに現在のフィリピンは、かつての日本の高度経済成長期に相当するほど景気が上り調子で各国から注目を集めているんですよ。
畑山 へえ、それは知りませんでした! フィリピンの現状について、もう少し詳しく教えていただけますか?
河原 2022年現在、フィリピンの人口は1.1億人ほどといわれ、15歳から64歳の生産年齢人口がそれ以外の従属人口の2倍以上ある、いわゆる“人口ボーナス期”を迎えています。この状態が今後40年程度は続くとみられており、それに比例して労働力も増幅することから、フィリピンは今後のさらなる経済成長が期待されているんですよ。まさに今、経済面において“熱く燃え盛っている国”といっても過言ではありません。
畑山 それだけ著しく成長しているフィリピンなら、不動産市場の盛り上がりも納得です。でもその経済力にいち早く目を付け事業を展開している河原社長は、素晴らしいビジネス感覚をお持ちですね! 河原社長のご経歴についても深掘りさせてください。