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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

食品催事プロデュースで 知られざる逸品を紹介!
MCUE 代表 三浦一朗

 
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インタビュアー 原田伸郎(タレント)
原田 大阪府堺市のMCUE(エムキュー)さんは、食品販売サポートや催事の企画運営などを手がけておられるそうですね。三浦代表はどのような経緯で、この分野で独立なさったのでしょう。
 
三浦 もともと私は音響関係の専門学校に進学し、卒業後は音楽イベントの会社に就職したんです。その後、転職したのが食品販売に特化した派遣会社だったんですよ。この会社で私は物産展など催事の企画プロデュースを担当し、さまざまな経験を積み2018年に独立を果たしました。
 
原田 社名の由来や、現在の業務内容も気になります。
 
三浦 MCUEの「M」は私の名字のイニシャル、これに「きっかけ」を意味する「CUE」を付けました。三浦からの発信をきっかけとして、食品業界や小売業界の皆様と共にアクションを起こしたいという意欲を込めているんです。現在は百貨店の物産展やグルメイベントなどをトータルコーディネートしており、B級グルメから名産品まで全国のおいしいものを集めたり、販売のサポートで自ら店頭に立ったりする毎日はとても充実しています。
 
原田 遠くまで行かなくても各地のおいしいものが味わえる物産展は、私たち消費者にとってもありがたいイベントですよ。やりがいは大きいでしょうね。
 
三浦 ええ、地方には、例えばおじさんが一人で黙々と焼いている団子屋さんのように、地元では有名なのに他の地域に知られていないおいしいものがたくさんあるんですよ。そういう知られざる逸品をリサーチし、世に送り出すお手伝いをするのが私の役目です。出展者の方にもお客様にも、そして主催者の方にも喜んでいただける嬉しい仕事ですね。
 
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三浦代表から原田さんに珍味の試食をおすすめ
原田 コロナ禍で飲食業界は大変な中、MCUEさんは飲食店や地方を元気にしてくださる頼もしい存在ですね。そもそも三浦代表は食べることがお好きでしょう?
 
三浦 もちろんです。私がこの仕事をしているのは、食べることや飲むことが大好きだから(笑)。自分が食べておいしいと感じたものを、一人でも多くの方に召し上がっていただきたいという気持ちが原動力になっています。イベントではお客様から直接「おいしかったよ」と言っていただけますし、特に大阪のおばちゃんは、こちらから声をかけなくてもどんどん試食に来てくださるので本当に楽しいですね(笑)。