
インタビュアー 矢部美穂(タレント)
鈴木 もともと大手印刷・情報サービス会社に30年以上勤務し、営業畑を中心に販売、業務改善、販売促進ソリューションなど、幅広い業務に携わってきました。そして経験を積む中で、営業職は経営戦略を理解しなければ務まらないことを実感したんです。その後、人事制度、教育制度の構築など労務関係をサポートする機会も増え、会社経営のさまざまな課題も見えてきました。そんな折に、私の息子が中小企業診断士の資格を取得したんです。
矢部 では、息子さんの資格取得を機に、ご自身も中小企業診断士を取得されたのですか?
鈴木 はい。また、私は地元埼玉県への恩返しとして、地域活性化のお手伝いをしたいという気持ちもあり、その思いも果たすべく資格取得を機に会社を退職し、独立したんです。
矢部 それにしても、コロナ禍によって中小企業や個人事業主には厳しい状況が続いていますよね。私もバーを経営しているので、その厳しさを実感しています。
鈴木 私は、そういった飲食店などの経営者の方の各種補助金申請をはじめ、コロナ後の新しい生活に向けてどんな経営方針にしていくのかといったご相談にも応じていますよ。
矢部 ありがたい! ただ、経営者はマイナス面もさらけ出して相談に乗ってもらわなければなりませんし、中には気が引けてしまう方もいそうです。
鈴木 だからこそ、私はまず信頼関係を大切にしています。時には事業継承などの兼ね合いで、財産分与などのお話にも踏み込まなければならないケースもありますからね。
矢部 中小企業では事業と生活を完全に切り離せないですから、より深くコミュニケーションを取る必要がありそうです。今後、大切にしていきたいことや展望があれば教えてください。

矢部 素晴らしい夢ですね。聞き上手な鈴木代表には、思わずなんでも話したくなってしまいますよ(笑)。これからも、ますます地域の活性化に貢献してくれることを期待しています!
「仕事を楽しむ」とは‥
依頼者様とお話ししていて、お相手が笑顔になった瞬間ですね。経営者には孤独な面もありますから、少しでも心休まる時間を提供することも、大切にしています。
(鈴木清)
:: 事業所情報 ::
KSビズパートナー
〒350-1124 埼玉県川越市新宿町1-17-17