
インタビュアー 嶋大輔(タレント)
近藤 私は10代の頃から塗装職人として歩んできました。20代前半で最初の独立を果たしたものの、このときはあえなく失敗しまして。再び独り立ちしたのは2015年のことでした。金銭的な面でも本当につらかったですね。しかし仲間たちの協力もあり、また、苦手な営業にも汗を流して2度目の挑戦は見事に成功したんです。昨年2021年に法人化し、弊社を立ち上げることができました。
嶋 それはおめでとうございます! とても気になるのはPep株式会社さんが躍進した秘密です。ぜひ詳しくお聞かせください。
近藤 残念ながら、塗装業界では手抜き工事をする業者が多いんです。「2回塗ります」とお約束して1回しか塗らなくてもお客様にはわかりませんからね。だからこそ、私たちは「お客様に正直でありたい」というポリシーを掲げ、完全自社施工で嘘のない塗装を実現しています。これは、スタッフ5名の中に国家資格である一級塗装技能士の職人が、私を含め3名もいる弊社だからできることです。お客様の目に見えないところほど丁寧に仕上げるよう常に心がけています。
嶋 その誠実さがお客さんにも伝わっているのですね。ほかに心がけていることはありますか?
近藤 大きな声で元気よくご挨拶をすることですね。また、工事で近隣の方にご迷惑をおかけしないよう細心の注意を払っています。このような当たり前のことを当たり前にするのが私たちのモットーです。「きれいになったね」「ありがとう」と声をかけてくださるお客様の笑顔を見る瞬間は何物にも代えがたい喜びを感じます。

近藤 まず、八王子に真面目で信頼できる塗装会社があることを、もっと大勢の方に知っていただきたいですね。また、私は児童養護施設で育ったんですよ。自分と同じように「社会に出て何をすればいいかわからない」と悩む子どもたちをサポートし、人としても職人としても成長できる環境を弊社で用意すること。これが私の夢であり目標です!
嶋 その決意は、ご苦労を重ねてきた近藤代表のお言葉だからこそ心に響きますね。ぜひ、これからも夢の実現に向かって走り続けてください。私も応援しています!
「仕事を楽しむ」とは‥
とにかく仕事が好きなので自然と楽しめています。日々生活している中でも、ずっと仕事のことを考えていますね。
(近藤元気)