
インタビュアー 名高達男(俳優)
市来崎 鹿児島県の徳之島で生まれ、高校を卒業して18歳になるときに「社長になるんだ」と志し、片道切符で東京へ来ました。体を動かすことが好きだったこともあり、鳶の会社に入社したのが社会人生活のスタートです。
名高 鹿児島生まれなんですね。私の祖父も鹿児島生まれです。鳶職人の世界というとすごく厳しい世界、ハードだというイメージがあります。
市来崎 ありがたいことに親方がすごく良い方で、よく面倒を見てもらいました。入社時から社長になるということは親方に伝えていまして、10年ほど勤めていたあるとき、親方に背中を押されるような形で独立したんです。
名高 良い親方ですね。鉄骨鳶のお仕事というと建設現場で鉄骨に登ってクレーンで吊るされた鉄骨をさらに組み上げてビルをつくっている画が思い浮かびますよ。

名高 都内や神奈川エリアだけでも同業の方がたくさんいらっしゃる中、一翔興業さんならではの強みというものを教えてください。
市来崎 仕事のクオリティでは負けない自信があります。18歳から30代前半までの若い社員ばかりであるものの、「若いのによくやるな」と言われるように、仕事のクオリティはもちろん、挨拶や元気の良さなど、当たり前のことをしっかりとするよう徹底しています。その結果、次の仕事にもつながってくると思うんです。