
インタビュアー 濱中治(野球解説者)
平郡 社会人の第一歩は、ホテルのベルボーイでした。高校卒業後、神戸市内のホテルに就職したんですよ。
濱中 それはまたまったく違う業種ですね。そこからどういった経緯で建築業界に進まれたのですか?
平郡 阪神淡路大震災がきっかけですね。ホテルも被災して営業がストップしてしまいました。途方に暮れていたとき、建築業を営む知人の紹介でこの道に入ったのが始まりです。
濱中 大きなターニングポイントがあったわけですね。そんな大変な状況下で一から経験を積んでいき、2017年に独立起業されたと。ナインツールというと、「九つの道具」という意味ですよね。屋号の由来が気になります。
平郡 本来の「七つ道具」に、「低価格」と「人のため」という二つを加えて、「ナインツール」としました。
濱中 便利さだけでなく、お客さんを思う気持ちも感じられる、いいネーミングですね。現在の事業内容を具体的に教えていただけますか?
平郡 主に飲食店の店舗工事における外装から内装、空調や電気等の設備、塗装や外構工事など、設計から施工まで一貫対応していまして。信頼できる下請け業者と提携し、お客様のニーズに応えるスピーディな対応を心がけています。基本的に電話は24時間受け付けていますので、漏電などといった緊急事態の際は、たとえ深夜でも駆けつけますよ。
濱中 工事に関わることなら何でもお願いできて、さらにトラブル時も即対応してくれるというのは、かなり心強いですね。主な対応エリアはどのあたりになるのでしょうか。

濱中 こういったお仕事は地域密着型の会社が多いイメージがあるので、広く構えて日本全国対応してくれるというフットワークの軽さは強みの一つですよ。ナインツールさんならではの取り組みがあれば教えてください。