B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

修理も製造も誠実に対応
製菓機械の老舗会社

 

独立し、体当たりで取引先を開拓した日々

 
glay-s1top.jpg
矢部 お仕事の依頼が多いのは、誠実で親身な姿勢はもちろん、エンジニアとして圧倒的な技術力をお持ちだからだと思います。これまでどのように技術を磨き、取引先を開拓してこられたかも、お聞かせください。
 
八田 もともと父が同じ仕事を営んでいましてね。その背中を見て育った私も、工業系の高校を卒業し、社会人経験を積んでから父の会社に入りました。その後いったんは独立し、飛び込み営業を始めたものの、最初は鳴かず飛ばずでして。転機は、あるチェーン店の会長さんから声をかけていただいたことです。そのチェーン店の会員の方に名刺を渡したところ会長さんに話が伝わり、「うちの会員の面倒を見てやってほしい」と頼まれたのです。やがて機械のメンテナンスや入れ替えに関するそのご依頼が、大きな仕事につながっていきました。
 
矢部 八田社長の努力と熱意が実ったわけですね。以降はとんとん拍子ですか?
 
八田 ばたばたする日々も続いたものの、おかげさまでチェーン店も増えましたし、いろいろなお客様との出会いも広がりました。

矢部 それだけお仕事の量が増えてもきちんと対応できるのは、やはり御社に確かな技術と知識があったからですよね。
 
glay-s1top.jpg
八田 そう思います。その後、父の病気を機に再び親の会社に戻ってからも、チェーン店開拓時代に身に付けたノウハウが、しっかりと役に立っていますね。この業界で40年近く経験を積んできたので、あらゆることに対応できるという自信もあります。
 
矢部 先代からの伝統も継承し、業界一筋40年とは、まさに生粋のエンジニアという印象です。
 
八田 そうありたいです。ただ、ここまで来られたのも周りの支えがあってこそ。私が会社を継いで「ヤダ商」と社名を変えてから、新たに加わったスタッフもいます。そんな仲間たちへの感謝を常に忘れず、一人ひとりとのつながりを大事にしていきたいです。
 
 
 
 

アーカイブ一覧

分野で選ぶ

バックナンバー

最新記事

話題の記事