修理も製造も誠実に対応
製菓機械の老舗会社
頼りにされる熟練の技術者は、希少な存在

八田 先ほどもご紹介した、卓上型の団子製造機の「ISK-1600型」ですね。機械にお団子の材料を入れるだけで、生地をカットして丸めるなどの生地を成形するところから、串に刺す作業まで自動で行ってくれるんですよ。
矢部 すごい! 串に刺す作業もやってくれるとは、小ぶりなのに頼もしい機械ですね。お団子をつくる側の手間がかからないのに、お団子の完成度も高そうですし、卓上型で場所をとらないのもまた魅力的です。
八田 使われている部品も、自社で一つひとつ丁寧に製造しています。さらに弊社では、機械の修理も行っていまして。北は北海道、南は沖縄まで対応しており、和菓子激戦区の京都にも多数お客様がいらっしゃるんです。
矢部 全国を股にかけて食品製造機をサポートしておられるのですね! それにしても、これだけ便利な機械が生み出されるこの業界の技術は日々進歩しているのでしょうね。
八田 機械に関してはそう言えます。ただ、それを扱う技術を持つ人が圧倒的に足りないのが現状です。菓子製造機を導入されたお客様は、商品をつくるときは問題なくお使いいただけています。しかし、機械の故障などのトラブルが起きたとき、ご自身では対応が難しい場合が多いので、その際は私たちの出番です。もちろん、機械の調整やメンテナンスにも対応しています。
矢部 確かに、機械の修理は、専門の方でないと難しいですよね。

矢部 自社製品以外でも対応してくれるとなれば心強い! そういえば以前、私が経営しているバーのスペアキーが壊れたときに取り寄せようとしたのですが、製造した工場自体がもうなくなっていたため無理ということになりまして・・・。結局、鍵全体を取り換えるしかなくてガックリでした。御社のような頼れるところがあったらよかったのになあ(笑)。八田社長のような方がいてくれるから、私たちがいつもおいしいお菓子をたくさん食べられるんだなと、あらためて感動しました。
八田 矢部さんからそう言っていただけると、私のモチベーションもさらに上がります!