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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

再生医療の分野に携わり 生活の質の向上に貢献!
株式会社PureCell 代表取締役 川口洋史

 
プロフィール 埼玉県出身。幼少の頃に家族と大阪府へ移り住み、同地で育つ。大学時代には海外への語学留学も経験。22歳の時に父の他界をきっかけに医療分野に関心を抱き、国内培地メーカーに就職した。同社にて再生医療に関する知識やノウハウを身に付けた後に独立し、2020年3月に(株)PureCellを設立。培養液や試薬、化粧品などの販売や、医療機関を対象とした再生医療導入支援などを行っている。【ホームページ
 
 
 
埼玉県東松山市を拠点に、ヒト幹細胞培養液の取り扱いや再生医療にかかわる事業を展開している株式会社PureCell(ピュアセル)。代表取締役の川口洋史氏は、大学時代に父が他界したことをきっかけに、再生医療に着目したという。病気やケガの治療だけでなく、美容の分野でも役立てられると注目を集めている再生医療の技術を用いて、多くの人に喜んでもらいたいと、川口社長は事業にかける熱い思いを語ってくれた。
 
 
 

医療や美容の分野で注目される幹細胞培養液

 
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インタビュアー 矢部美穂(タレント)
矢部 研究用試薬の販売や再生医療の導入サポートなどを行っている株式会社PureCellの川口社長にお話をうかがいます。今日は再生医療に関するお仕事と聞いて楽しみにしていました。最近では、再生医療で用いられるヒト幹細胞培養液が化粧品の成分としても使われていて非常に人気ですよね!
 
川口 そうですね。実は弊社でもエステサロンや美容院など専用に、ヒト幹細胞培養液を用いた業務用化粧品を販売しているんですよ。
 
矢部 私は化粧品類が大好きなので、特に美容の分野についてはとても興味があります。そもそも、ヒト幹細胞培養液とはいったいどのようなものなのでしょう?
 
川口 幹細胞とは、我々の身体をつくっている多様な細胞に分化したり、自己複製したりする能力を持った特殊な細胞です。これを用いることで、身体のいろいろな器官の再生につながると期待されています。近年注目を浴びているiPS細胞も、この幹細胞の一種なんですよ。そして、その幹細胞を培養した際に分泌される「成長因子」と呼ばれるタンパク質を含んだ液体が幹細胞培養液なんです。またその際には、幹細胞を取り除いて、滅菌処理を行います。成長因子は損傷を受けた組織や細胞の機能回復に重要な役割を担っているんです。
 
矢部 なるほど。それを化粧品として活用することで肌の細胞が再生されて、アンチエイジング効果も期待できるということなんですね。