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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

顧客との信頼関係を重視 新しい形の中古車販売店
株式会社Rebeat/Catta 代表取締役 勝又誉志久

 
プロフィール (かつまた よしひさ)千葉県出身。高校卒業後、ホテルに就職し調理師として4年間勤務する。その後、大手中古車販売会社に転職。アルバイト入社すると洗車などを担当したのちに営業職となり、多くの経験と実績を積む。その後、全国各地の出店、支店長や本社人事担当、飲食事業立ち上げ、研修施設や本店統括​責任者などを歴任した。2019年に独立、中古車販売業を手がけるREBEATを創業。営業拠点となるCattaをオープンし、運営を行っている。その後、法人化を果たした。【ホームページ
 
 
 
千葉県佐倉市に2019年にオープンした中古車販売店Catta(カッタ)。そこは従来の中古車販売店のように店先にのぼりも立っていなければ、自動車に値札もついていない。そんな既存の販売店とは趣を異にする同店を運営するのは、株式会社Rebeat(リビート)の勝又誉志久代表取締役だ。大手中古車販売会社で実績を積んできた勝又代表は、今までにない新しい販売店をつくりたいと語る。そんな勝又社長の事業にかける熱い思いを存分に聞いた。
 
 
 

大手中古車販売会社でキャリアを積む

 
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インタビュアー 鈴木尚広(野球解説者)
鈴木 本日は、千葉県佐倉市で中古車販売店Cattaを運営する、株式会社Rebeatさんの勝又社長にお話をうかがいます。もともと勝又社長は自動車業界でお仕事なさっていたんですか?
 
勝又 いえ、実は社会人の第一歩は調理師だったんですよ。高校卒業後、4年ほど洋食で働いていました。しかし、激務であったため身体の調子を崩してしまい、転職を考えていたところ知ったのが前職の大手中古車販売会社の、仕事だったんです。
 
鈴木 そこから、現在のお仕事につながる自動車販売のノウハウを身に付けたと。
 
勝又 そうですね。でも実は、私は販売を担当する営業職にはなりたくなかったんです(笑)。始めは洗車などを担当するアルバイトスタッフとして働いていたら、自動車販売業の師匠ともいうべき当時の上司に「お前、おもしろいから、営業職になってみないか」と誘われまして。最初は渋々ではあったものの、その上司が「これからトヨタ・ランドクルーザーの販売に特化した事業で日本一を目指す」と目標を語る姿がとてもカッコよく、憧れたんです。そこから、営業職としてのキャリアを積んでいきました。
 
鈴木 なるほど。自身が付いていきたくなるような頼もしいリーダーがいらしたんですね。その後の歩みや、独立に至る経緯なども気になりますね。詳しくうかがっていきましょう!