B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

発達障害・グレーゾーン 不登校生が飛翔できる塾
スタディ・コーチング・ラボラトリー 代表 福田秀一

 
glay-s1top.jpg
インタビュアー 狩野恵輔(野球解説者)
狩野 大阪府泉大津市で発達障害の方や、グレーゾーンの方たちを学習支援する個別指導塾、スタディ・コーチング・ラボラトリーを運営する福田代表にお話をうかがいます。こちらでは3つのコースがあるそうですね。
 
福田 はい。小学生育成、中学生育成、高校生育成の3コースをご用意しています。その他に、大人向けの国家資格対策コーチングなども行っています。
 
狩野 学習支援に、幅の広さと奥行きの深さを感じます。以前福田代表は、公認会計士の仕事をされていたとか。
 
福田 はい。でも私は、たばこアレルギーで喫煙者の多い職場になじめず、企業や大学、専門学校で教える道を選びました。ある時、企業研修で担当した女性から教育相談を受けたことが大きな転機です。当時から私は、音読・速読を使ったソーシャルスキルトレーニングを指導しておりました。そこで、その母子お二人にも学力と自信を育成するため、母子同伴型コーチングを受講していただきまして。その結果、お子様はクラス委員に選ばれるほど明るく成長して、契約期間は無事満了したものの、その後すぐに、お母様から電話がかかってきました。「遠くてもいいから先生のところに連れてって!」と、お子様が泣いてせがんでいるというのです。そこで私は急いで、その子が通う予定の中学校付近に物件を探して、当塾の開業に向けて敷金を捻出しました。
 
狩野 たった一人の生徒のためにオフィスをつくったんですか! 生きづらさを抱える人に寄り添う、福田代表の熱い思いが伝わってきます。
 
福田 当塾では不登校生だけでなく、特定の分野にスバ抜けて優れた生徒たちも学んでいます。「みんなを落ちこぼれと言わない。感性のレベルが高いから理解されにくいだけの吹きこぼれや~!」と生徒たちに、私は何度も何度も伝えています。画一化したマニュアル指導は、彼らには通用しません。一人ずつの個性に合わせて、可能性を引き出すことが最優先です。例えば、昆虫が大好きな高校生なら、イギリスから英語の昆虫図鑑を取り寄せます。不登校だった彼も、そうしたコーチングで中学3年分の英語を1年でマスターしました。
 
glay-s1top.jpg
狩野  “好き”をきっかけにすれば、学力もぐんぐん伸びそうですね。
 
福田 はい。学習は、楽しみと充実感に満ち溢れたものです。彼は7年間ひきこもりでしたが、近畿地方での難関私立大学“関関同立”の内の一つの大学に合格し、在籍していた夜間高校では100年目の快挙だと言われました。彼は現在、関西大学に通って、フランス語で書かれたアンリ・ファーブルの『昆虫記』を読んでいます。
 
狩野 まさに野球でいえば、逆転サヨナラ満塁ホームランですよ!
 
 
 
 

アーカイブ一覧

分野で選ぶ

バックナンバー

最新記事

話題の記事