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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

新発想できれいに保つ 墓石ガラスコーティング
善徳 ZENTOKO/株式会社メリーゲート 代表 稲味克弥

 
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インタビュアー 畑山隆則(元ボクシング世界王者)
畑山 大阪市東淀川区で墓石のガラス撥水コート専門店、善徳 ZENTOKO(ぜんとこ)を運営する株式会社メリーゲートさん。お墓のクリーニングや清掃代行業は聞いたことがあるものの、コーティングというのは初耳です。
 
稲味 この仕事を始めるにあたり、お墓のガラスコートをしている業者がほかに見当たらなかったので、これまでにない新しいサービスを提供しようと始めました。お墓は故人にとっての家だと考えており、お墓をきれいに保つことは子孫の役目だと思います。
 
畑山 お墓をガラスコーティングするとどんな効果が期待できるのでしょう?
 
稲味 お墓は屋外放置状態になっているところがほとんどです。なので、風で飛んでくる砂埃等によって傷つき、雨が染み込み墓石が劣化します。日本はpH4.8の酸性雨が降っているんですよ。特に彫り文字部分には磨き加工がかかっていないため、カビや水垢がつきやすく、「○○家」の文字が赤黒くなっているお墓もよく見かけます。近年では比較的安価に購入可能な中国産の墓石が多いですね。外国産の材料は石目が粗く傷がつきやすくなってしまう傾向にあるようです。「善徳コート」を施工することで、多少粗目の石材に起こりやすい“小傷から酸性雨の浸透”を防ぎ、美しい状態を長期間キープすることが可能です。
 
畑山 お墓は頻繁に訪れることが難しいので、まめに手入れができなくてもきれいな状態を保てるのは嬉しいですよ。それにしても、なぜお墓にガラスコーティングをしようと思われたのかが気になります。
 
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稲味 以前参加したビジネスセミナーで、モバイル製品のガラスコーティングの仕事をしている方と知り合って、「稲味さんもやりませんか」と声をかけられたんです。でも、モバイル製品のガラスコーティングはすでに巷に溢れている状態でしたので「少し考えさせてください」と返事しました。その後ほどなくして、父親を亡くし、自分でお墓を建てたのが転機でしたね。たった1年経つか経たないかで、ひどく汚れてしまってショックを受けたんですよ。そのときに、「お墓はガラスコーティングできないのか?」と思いついたのがきっかけです。
 
畑山 お墓を身近に感じるようになって、新たなニーズを発見したわけですね。しかし、業者に頼まずに自分でやってしまおうという方も出てくるのではないですか? プロに頼んだ際の強みをぜひお聞きしたいです。