
インタビュアー 濱中治(野球解説者)
木村 ありがとうございます。当施設は私の手づくりでして。息子や知人に手伝ってもらい、2ヶ月半かけて完成させました。バッティングマシーンゾーン、ティーバッティングゾーン、トレーニングゾーン、多目的ゾーン、ブルペンをご用意し、すべて硬球と軟球に対応しています。ゾーンごとに予約できるので効率の良い練習が可能です。
濱中 バッティングセンターより費用が安く済み、個人でもチーム単位での練習にも使える本当に素晴らしい施設です。この環境ならいつでも本格的な練習ができますよ。ところで、どうしてこのような練習場をつくろうとお考えになったのでしょう。
木村 私は甲子園を目指して野球を続け、運送会社で働きながら中学生のクラブチームでバッティングコーチを務めてきまして。息子も球児で、無事に高校を卒業しました。彼のサポートが終わったので今度は大勢の球児の力になろうと決断し、23年間勤めた会社を辞め、昔からの夢だった室内練習場を知人と共に立ち上げたんです。
濱中 すると、木村代表には子どもたちの指導もお願いできるのでしょうか。
木村 私は球拾いをしたりマシンを操作したりしながら常に練習を見ているものの、当施設はあくまでも練習場としてご提供しています。ただ、アドバイスを求められたら別ですよ(笑)。子どもに決まった型を押し付けないのが私のポリシー。ちょっとしたヒントを与えるなど、野球がうまくなるコツを自分の頭で考えてもらうアドバイスを心がけています。
濱中 それはありがたいですね。それに練習するだけでなく、球児や親御さんの交流も盛んになりそうですよ。

濱中 木村代表の人生を賭けた野球愛に感動しました。練習場所の確保に苦労する球児はたくさんいます。ぜひ、木村代表のサポートで子どもたちを羽ばたかせてください!
「仕事を楽しむ」とは‥
自由にのびのびと取り組むことです。「こうしてはいけない」と考えすぎては、なかなか楽しめないですからね。
(木村順一)