Men For Othersの志を胸に法曹の道へ

インタビュアー 吉井怜(女優)
野村 高校生の頃からでしたね。高校の校訓が「Men For Others」というもので、他者のために動ける人であれという言葉だったからか、自然にそういう人間になりたいと思うようになりました。弁護士は、他者のために動く、ということを実現できる仕事だと思ったんです。それで、進路を決めるにあたって法学部を目指し、早稲田大学の法学部に進学しました。大学院まで進んで勉強を続け、弁護士資格を取得したというわけです。
吉井 目標に向かって一心不乱に勉強に励み資格を取られたわけですね。すごい努力をなさったのだと思います。卒業後はどうされたのでしょう。
野村 法律事務所でもそれぞれ扱っている分野は異なるので、どういった分野を扱う弁護士になりたいか考えましたが、生まれ育った環境に近いところで、地域の人のために働きたいと思い、横浜市の法律事務所に入所しました。その後、川崎市の共同経営の事務所に移り、他の弁護士と協力しながらさまざまな経験を積んだんです。
吉井 時間をかけて十分な実績と経験を積まれたんですね。独立はいつですか?
野村 だんだんと「藤沢に戻って頑張りたい」との思いが強くなり、2016年に念願の藤沢で独立しました。