細谷　過去に自分が手がけた建物は、不思議と全部覚えているんですよ（笑）。街を歩くたびに、「この建物も弊社が工事した、あの建物にも関わった」と嬉しくなりますね。この気持ちを、もっと味わいたいです！
 
名高　頑張りが形に残って達成感を味わえるという点では、御社の仕事と役者の仕事は似ていると感じました。仲間とともに手がけた作品で、喜んでくれる方がいる。それが仕事に対するモチベーションになりますよね。
 
細谷　確かに似ているかもしれませんね。お芝居の舞台がもしかしたらそうかもしれないように、建設の現場も日々変化していきます。その変化に応じて工夫を凝らしながら工事を進めていくところも、この仕事の楽しさだと思います。今後も試行錯誤を重ね、日々勉強しながら、より良い工事をしていきたいですね。
 
名高　建物の安全という、皆が当然に思っている状態を守ることは重大な責任が伴うでしょう。そこに職人の誇りをかけている細谷社長は、とてもかっこよく感じましたよ。これからも頑張ってくださいね！