
インタビュアー 水野裕子(タレント)
江川 はい。16歳からスペインに2年半、イタリアに半年ほど留学していました。十代での海外留学は自分にとってもいい経験になりましたね。
水野 若いうちに行くと、いい意味で刺激も多そうです。それにしても、2年半経ってもまだ19歳ですか。帰国後、日本での最初のお仕事は?
江川 スペインにいた頃から一時帰国のたびに働かせていただいた工務店へ、帰国時に正式に入社しました。当時は早朝から勤務した後、夜から所属していた社会人サッカーのチームの練習をするという過密なスケジュールだったものの、きついと思ったことはなかったですね。
水野 サッカーへの並々ならぬ情熱を感じるお話です。仕事との両立もされて、順風満帆にも思える環境から、独立されたきっかけは何だったのでしょう。
江川 当時、所属していたサッカーチームがアマチュアリーグの中でだんだん強くなってきていたこともあり、練習時間を午前にスライドしようと思ったことがきっかけでした。やはり工務店の職人と選手の両立は難しく、この先もサッカーに軸足を置いて生きていくには、独立して時間の融通がきくようにするしかないと思ったんです。その勤めていた工務店の社長さんには本当によくしていただき、辞めた後もずっと応援してくれていて、感謝の気持ちしかないですね。
水野 さて、そんな江川社長の気になる現在のお仕事についてお聞きしたいと思います。ハウスクリーニングで特に力を入れている部分は何でしょう?

水野 向上心があるからこそ実現できることですね。住宅に入って行う仕事なだけに、お客さんの信頼を得ることも重要になってきそうです。