下町で育ち、中学3年で経営者を志す

インタビュアー 水野裕子(タレント)
渡辺 はい。人材派遣・人材紹介を中心に、介護資格学校事業や新卒採用支援事業、セールスプロモーション事業、運営改善並びに経費削減コンサルティング事業、外食事業、外国人材事業など、幅広くビジネス展開しています。当グループでは、“傍(はた)”、つまり周りの人を“楽”にする行為を“はたらく”と定義しているんです。この想いを形にしていくことを“想造”と表現し、「はたらく喜びを想造する。」という理念を掲げています。
水野 グループとしての姿勢が強く伝わる素敵な理念ですね。渡辺社長の人柄にも興味が湧きます。
渡辺 私はもともと、経営者になることを目標にしてきました。初めてこのビジョンを意識したのは中学3年のときですね。
水野 そんなに早くに!?
渡辺 小学生の頃は、学校の先生が夢だったんですけどね(笑)。私は東京都足立区の下町に生まれ育ち、その中で「学歴や家庭環境に関わらず、気の知れた仲間同士で働けたらいいな」と漠然と考えるようになったんです。その環境を実現するには自分で会社をつくるしかないと思ったのが、経営者になろうと考えたきっかけでした。