
インタビュアー 狩野恵輔(野球解説者)
西上 高校時代に打ち込んでいたサッカーで膝をケガしたことがきっかけです。私の場合、整形外科では良くならず、整骨院で治療を受けたら改善しました。それで、自分も治療家の道に進もうと決意したんです。専門学校で柔道整復師の資格を取り、整骨院に就職してからも凄腕の先輩方の技術を見習い、修練を積んできました。
狩野 現場で数多くの経験を積まれてきたんですね。独立するきっかけは何かあったんですか。
西上 前職では院長を任されていました。しかし、会社の経営的にどうしても、たくさんの施術をこなさなくてはいけない状況がありましてね。もっと一人ひとりに時間をかけ、自分の学んできた技術で施術をしたいと思い、独立を決意したんです。
狩野 なるほど。自分自身の理想の施術を追求したかったんですね。現在は、健康だけではなく、美もテーマにしていると聞いています。
西上 ええ、私のポリシーは「美容と健康は同じ」というものです。施術内容も自費診療のみでさまざまなメニューをご用意しています。整体では、骨をバキバキ鳴らす体に負担がかかる施術は一切行いません。優しく圧力をかけて体内組織のバランスを取るなど、独自のメソッドで安心の施術をご提供しています。

西上 ええ。ただ、ヒト幹細胞を使った施術は誰でもできるわけではないんですよ。例えば、発毛を促すには、髪に栄養を与える頭皮の毛母細胞を活性化させなければなりません。それには、整体の技術で頭蓋骨を矯正する必要もあるんです。