B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

時代と顧客の声に応え 多種多様な麺を製造
株式会社福本製麵 代表取締役 大西文貴

 
glay-s1top.jpg
インタビュアー 畑山隆則(元ボクシング世界王者)
畑山 京都市で事業を展開する株式会社福本製麵さんは、B-plusに3度目のご登場ですね。前回のインタビューは昨年2020年、ちょうど創業100周年の年でした。今回は、3代目である大西社長と奥様の真貴子さん、お二人にお話をうかがいます。
 
大西(文) また畑山さんにお会いできて嬉しいです。弊社は中華そば・うどん・パスタの製麺やスープの製造など幅広いニーズに応えられる強みを活かし、事業を展開し続けています。「新太郎」ブランドの市販麺や業務用の麺のほか、各店舗さんのニーズに合わせたオリジナル麺の開発にも力を注いでいますよ。
 
畑山 製麺のバリエーションの豊かさにあらためて驚かされます! お店ごとのオーダーメイド製麺というと何種類もあるわけですよね。
 
大西(文) はい、レシピはすべてパソコンで管理しています。ただ、レシピ通りにつくっても湿度や気温でうまくいかないこともありましてね。水量などの微調整を繰り返しながら製造しています。毎回試食するので、妻に「またうどん?」と叱られることもあるんですよ(笑)。
 
glay-s1top.jpg
二人三脚で事業を支える真貴子夫人
大西(真) 私が試食係なんです(笑)。触った時点で、麺の硬さや小麦の変化に気付くこともありますね。季節によって気候が変化する中でも常に同じ状態のものをつくって届けないといけないので、夫婦で協力して微調整を重ねています。粉と水と塩は、シンプルな組み合わせだからこそ難しいですね。
 
畑山 繊細な世界なんですね。一番やりがいを感じるのはどういうときでしょう?
 
大西(文) やはり、お客様のご要望に応えられたときです。過去には「つるっとしていて細めでコシがあって柔らかく、中芯感がある麺を」という難易度の高いご依頼もありました(笑)。完成まで約1年かかり、途中で何度もくじけそうになりながらも、諦めなくてよかったです。お客様に喜んでいただけてやりがいを感じましたし、自信にもつながりました。
 
 
 
 

アーカイブ一覧

分野で選ぶ

バックナンバー

最新記事

話題の記事