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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

輸出業から建物清掃まで
幅広い事業で社会に貢献

 

コロナ禍を充電期間として前向きに

 
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八木 昨年、2020年は新型コロナウィルスの影響で大変だったのではないでしょうか。
 
木下 そうですね。想像以上に影響がありました。輸出事業では、まず受け入れ先であるカンボジアの状態が心配でしたね。3~4月頃、カンボジアでは厳しい移動制限がなされ、現地の方たちはステイホームを余儀なくされたんです。ただ、それが功を奏したのか、その後カンボジアでは感染拡大もなく、閉まっていたお店もどんどん開いていって、皆さん普通の生活をされているようです。
 
八木 ということは、輸出も通常通りできたということですか?
 
木下 最初の頃は普通に送れていたのですが、12月頃からはコンテナ不足が始まり、今もずっと続いていますね。
 
八木 あっ、ニュースで観ましたよ。でも、どうしてコンテナが不足しているのでしょう?
 
木下 そもそも、荷物を積んだコンテナは輸出国を出て輸入国側に到着すると、荷物を下ろし、空になったコンテナに荷物を積んで戻ってくるのです。今回は、中国が思ったより早く自粛を緩和したことで、コンテナをどんどん受け入れていきました。中国を出たコンテナは、アメリカに向かいます。そのアメリカではコロナの影響で、港湾で働く人やトラックドライバーが不足していたため、大量に入ってくるコンテナを捌ききれなくなったんです。
 
八木 なるほど。つまり、コンテナが空にならないから、そこで動きが停滞してしまい、循環が悪くなってしまったというわけか。
 
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木下 情報が少ないのであくまでも推測にはなりますけどね。ですから今は、仲介役のフォワーダーがあちこちあたって、ようやく確保できたコンテナを送っているという感じです。でも、送り出したとしても、いつカンボジアに届くのかがわからない状態なんですよ。
 
八木 そうした生の声を聞いたのは初めてなので、とても興味深いです。他にも影響がありましたか?
 
木下 実は2019年に民泊業を始めようと、戸建てを購入してリノベーションもしました。ところが急速に国内で感染が拡大したので、2020年6月には不動産を売却しまして。さらに遺品整理も、コロナ禍で頼みにくいということもあり依頼が減ったんです。ただ、手がける事業が1つではなかったことがコロナ禍では不幸中の幸いだったと思っています。私自身、時間に余裕ができたことで仕事に必要なことも勉強もできましたし、悪いことばかりではありませんでした。
 
 
 
 

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