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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

外国人の許可申請の専門 親身に寄り添う行政書士
ゴールドパス行政書士事務所 代表 石川文紀

 
プロフィール 北海道出身。法政大学法学部在学中に行政書士の資格を取得。卒業後は保険のコンサルティング会社を経て、31歳で行政書士の世界へ。外国人のビザ申請・帰化申請専門の大手行政書士法人や、外国人向けの賃貸を扱う不動産会社で勤務し、2018年にゴールドパス行政書士事務所を設立した。入管取次申請行政書士のほか、宅地建物取引士・ファイナンシャルプランニング技能士2級の資格も併せ持つ。【ホームページ
 
 
 
外国人の帰化申請・永住権取得・就労ビザ取得などにおいて、膨大な資料作成から許可申請まですべてを個人でやるとなれば、その作業の果てしなさに途方に暮れる人もいるだろう。そこで強い味方となるのがゴールドパス行政書士事務所だ。柔らかな物腰が魅力の石川文紀代表は、日本で暮らす外国人の味方として尽力する行政書士。「人生を諦めてほしくない」という思いから、許可の取得が難しいケースも全力でバックアップしている。
 
 
 

回り道を経て、外国人を支援する行政書士へ

 
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インタビュアー 宮地真緒(女優)
宮地 ゴールドパス行政書士事務所さんにお邪魔しています。行政書士の資格取得はとても難しいと聞きます。石川代表も、勉強に励まれてきたことでしょう。
 
石川 自由に暮らしていた時期もありますよ。実は高校生の頃は学校に馴染めず、勉強もはかどらず黒歴史と言ってもいいぐらいの時代を過ごしたものです。高校を卒業してからしばらくは、東京で音楽活動をしていました。ただ、同世代が就職していく姿に刺激されて方向転換しまして。23歳で猛勉強し、大学へ進学しました。そして在学中に行政書士の資格を取得するに至ったわけです。
 
宮地 なるほど、そのときに取得された資格が今の仕事に活かされているわけですね。卒業後はどういった道に進まれたのでしょうか?
 
石川 一般の保険会社で3年ほど働きまして。その後、宮地さんのおっしゃる通り資格を活かしたいと考え行政書士の世界に入りました。外国人のビザ申請・帰化申請専門の大手行政書士法人や、外国人向けの賃貸を扱う不動産会社で勤務したのち、2018年に独立したんです。