回り道を経て、外国人を支援する行政書士へ

インタビュアー 宮地真緒(女優)
石川 自由に暮らしていた時期もありますよ。実は高校生の頃は学校に馴染めず、勉強もはかどらず黒歴史と言ってもいいぐらいの時代を過ごしたものです。高校を卒業してからしばらくは、東京で音楽活動をしていました。ただ、同世代が就職していく姿に刺激されて方向転換しまして。23歳で猛勉強し、大学へ進学しました。そして在学中に行政書士の資格を取得するに至ったわけです。
宮地 なるほど、そのときに取得された資格が今の仕事に活かされているわけですね。卒業後はどういった道に進まれたのでしょうか?
石川 一般の保険会社で3年ほど働きまして。その後、宮地さんのおっしゃる通り資格を活かしたいと考え行政書士の世界に入りました。外国人のビザ申請・帰化申請専門の大手行政書士法人や、外国人向けの賃貸を扱う不動産会社で勤務したのち、2018年に独立したんです。