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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

感情コントロール研修で
人も企業も日本も元気に

 

感情を変えると行動が変わる

 
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山本 勉強を続けていく中で、なぜ独立することになったんでしょう?
 
倉持 個人的に相談を受けて感情のコントロールの仕方などをお伝えすることがよくありました。そんなあるとき、知人から「セミナーで講演をしてほしい」と依頼をされましてね。その内容が口コミで広がって、教育機関や教育関係の会社さん、企業からもお声がけいただくようになったんです。それで、2019年の10月に独立しました。現在は、テレワークを取り入れている企業から、テレワークで業務効率化を図るには? というご相談が多くあります。そのための企業研修がこれからの主な業務になると思います。
 
山本 口コミがきっかけで独立に至るくらい、倉持代表のお話は影響力があるんでしょうね。お話を聞くのがますます楽しみになってきました!
 
倉持 実は私も今日は、山本さんにうかがいたいことがあります。現役時代はどのように感情をコントロールしていたんですか?
 
山本 うーん、私は特に意識はしていなかったですね。もちろん感情が動くことはあります。でも、バレーボールはチームワークが重要なので、表に出して良い感情とそうでないものがあって、それを自然とコントロールしていたと思います。日本代表に入ったり、年を重ねたりして得た経験値のおかげでしょうね。特に、代表選手はみんな所属チームでトップクラスの実力者だからプライドがある。そういう選手たちが自分の感情をぶつけ合うだけでなく、しっかりまとまるには、なぜここに集まっているかを掘り下げて考える必要がありました。ですから、オリンピックに出るという共通目標をあらためて共有したうえで、出場権を得るにはどうすればいいのかについて、みんなで腹を割って話し合いましたね。
 
倉持 表面的な関係ではなく、本音をぶつけ合うのはとても大切なことですね。私が行なっている企業研修でも、できるだけ人間関係を掘り下げていくことを大事にしていて、そこはスポーツとも共通していると思います。
 
山本 上辺だけの付き合いになると、人間って他人の悪いところしか見なくなるんですよね。
 
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倉持 それで他人を許せなくなってしまう。ですから私は研修などで、“認めること”と“許すこと”の大切さを伝えています。人のことを認められない人は自分のことを本当の意味では認められないもの。また、自分のことを許せない人は、他人のことも許せなくなってしまう。もしくは、自分には甘いのに、他人のすることは許せない。こういうケースもありますね。
 
山本 よくわかります。他人に対してうるさく言うのに、本人がそれをできてないことってありますよね。私も会社を経営していて、「人間関係はマイナスな部分だけじゃなく、プラスの部分を見つけるように」と社員に教えています。そう言えば倉持代表の名刺には、「行動の基はすべて感情です!」と書いてありますよね。
 
倉持 ええ。多くの方は「感情は内面の出来事で、内面で完結するもの」と思っています。ですから、感情について考えることがほとんどなく、それほど重要視していないんですね。でも、感情は表情や行動にも表れてくるものです。だからこそ、感情をコントロールすれば、行動や言葉が変わっていくんですよ。従業員の一人ひとりが変わってくると、企業の風土も変わり、イノベーションも生まれてくるようになってきますね。
 
 
 
 

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