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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

日本と海外をつないで 
より良い歯科医療を提供

 

歯科において日本は先進国ではない

 
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杉田 世界中のあらゆる歯科医療の現場を見てこられた柳院長は、日本の歯科医療をどうお感じになっていますか?
 
 まず感じるのは、医療保険制度の良さですね。これだけ安い自己負担で贅沢な治療を受けられる国は滅多にありません。ただ、これについても幾つかの問題があります。特に歯科医療は、日進月歩で医療技術が進化し、新たな治療法が生まれている分野です。なのに、医療保険制度そのものは戦後から変わらない部分も多い。これによるジレンマが生じてきているんです。
 
杉田 それは例えば、保険適用外の治療が増えてきているということでしょうか?
 
 おっしゃるとおりです。治療費の負担を抑えるため、「保険が適用される治療をしてほしい」と考える患者さんに対しては、我々歯科医ができることが限られてしまいます。本当はもっと良い治療法があるのに、患者さんに提供できないというのは残念でなりません。このような状況を鑑みても、日本は歯科においては、すでに先進国ではないと私は考えています。
 
杉田 海外と日本の違いを、実体験を通じて熟知している柳院長だからこそ、説得力がありますね。そのような状況だからこそ、海外での貴重な経験が活きてくるとも感じます。
 
 そうですね。これからもできる限り、海外から最先端の技術や情報、知識、考え方など、日本の常識にとらわれずさまざまなものを得ていきたいと思います。それに、初めての海外留学の時、現地の方にいろいろと世話をしていただいたように、私も海外から日本に移住してきた方々へも医療面でサポートしていきたいとも考えています。
 
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テルース歯科 & Implant Officeのロゴ
杉田 お医者さんでも英語を流ちょうに話せる人はそう多くないでしょうからね。病院で言葉が通じないとかなり不安になりますから、柳院長のような方の存在は、すごく心強いと思いますよ。
 
 ありがとうございます。世界のどこで暮らそうとも、健康は重要ですからね。だからゆくゆくは、海外で暮らす日本人の方へのサポートもできるようにしたいと考えています。そのためにも、海外との提携クリニックを今後もさらに広げていくつもりです。
 
杉田 素晴らしい取り組みだと思います! 文化交流の一環として、そのようなネットワークが構築されれば、世界がより良くなるんじゃないかな。
 
 
 
 

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